松香洋子の元気ブログ

2011年4月18日

インドネシアに行きました。

悲しいニュースが続く日本を離れ、1週間、南の国で違う空気をすってきました。震災のこともあり、どうしようかなとためらいもありましたが、思い切って出かけてきました。行きも帰りも飛行機はガラガラ。日本からの観光客は7割がキャンセルだそうです。

まずはジョグジャカルタに飛んで世界遺産を2つみました。ポロブドール遺跡とプランバナン寺院で、どちらも実際に見ると迫力があります。何百年も埋もれていたものを発見したヨーロッパ人はどんなに興奮したことでしょう。

その後、バリ島に行きました。バリ島はばりばりの観光地で、基本的にはリゾート地でのんびりしていたのですが、一緒にいった姉はもっぱら絵を描き、だんな様はミツバチを飼いたいとう農家の方々30人くらいに講習をし、私は高校を訪問しました。

バリ島は観光が最大の産業で、私が訪問した高校(生徒数1200人、公立)には観光学科があり、その2年生の英語のクラスにお邪魔しました。
大歓迎をうけました!
急にお邪魔したのに、生徒の明るい笑顔、輝く瞳。35人くらいもいる男女共学のクラスでしたが、一人をのぞき、全員が大歓声で迎えてくれました。日本の高校生には見られないフォレンドリーな態度です。

日本のことをよく知っていて、一番の人気はゲームにまんが。日本のテレビドラマ、日本の歌もよく放映されているということでした。将来は観光ガイドやホテル勤務を目指しているため、英語、日本語は必修ということでした。でも一番大切なのはこのhospitalityですよね。

試しに持っていたNavigator3でしたが、もっとほしいということで今後、プレゼントしようと思います。バリ島の高校生がこのテキストで日本のことをプレゼンしてくれたらすてきだなと思います。

職員室の先生たちの明るさ、親切さにも心うたれました。バリの人々は、「自分の方から親切にすれば、必ずそれが自分に戻ってくる」と信じているそうで、因果応報ということばをポジティブにとらえているようでした。南の国は明るくていいです。救われた気持ちになりました。

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