松香洋子の元気ブログ

2010年9月22日

ある研修が良くなる時

9月18日(土)と19日(日)に、名古屋でJ-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)主催のフォローアップ講座が実施されました。

この講座は、J-SHINEの資格保持者を対象に提供されているもので、「英語ノート」をテキストとし:

1日目
イントロでどうやってこどものこころを掴むか?
1時限(45分)の活動の流れをどうもっていくのか?
TT(ティーム・ティーチング)の進め方はどうあるべきか?
Classroom Englishの使い方のこつは?
の4つについて、J-SHINEのトレーナーである溝口、長屋、小林、佐藤の4人がデモをし、参加者を巻き込んで、ワークショップをしてくれました。

これがとても素晴らしかったです。4人とも小学校で実践した経験をふまえ、基本的な考え方から実際のアイディアまで、準備万端の上にチーム力もあり、最高のできでした。
トレーナーが燃えてくれたのですから、参加者も当然、火がついてきます。

2日目
J-SHINEの理念を確認したあとで、「英語ノート」を生かして、コミュニケーションの素地をやしなう活動をするにはどうすればよいのか、というこの1点に絞って、研修は行われました。

参加者二人に一人のトレーナーやボランティアの指導員がつき、英語という言葉を練習するだけではなく、人と人とが交流する「コミュニケーション活動」に取り組みました。昼食をはさみ、午後からの発表にむけて徹底的に練習してもらいました。

そしてわかったのです。J-SHINE資格保持者に必要なことは、よいお手本をみること、理念を確認すること、徹底的に練習すること、そして上手になれるという成功体験をもつことです。これからもこの資格保持者のセミナーを充実させ、J-SHINEのレベルアップを目指します。東先生はじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。なにか山に登る勇気をもらったような2日間でした。

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