松香洋子の元気ブログ

2010年11月7日

2010年10月23日〜27日 帯広、札幌へ行きました。

23日は東京から帯広へ飛びました。帯広はすばらしい秋晴れ。
空港にはJoy English Academy のキャンベル紀子さんが迎えにきてくれて、そのまま自宅まで。広いお庭、広いお隣の畑をみながら、BBQ。

出席者は帯広畜産大学(David Campbellさんが勤務)の方々やら、Joyの生徒さんと東京から一緒に飛んだアメリカンハウスの松崎博先生。北海道が独立するにはどうしたらよいか?北海道の子ども、生徒の士気を高め、学力をあげるにはどうしたらよいか?国際経験の多い方ばかりで楽しい議論。

夜は、年に一回のお祭りEnglish Expoの前夜祭ということで、NHKのラジオ英会話講師でおなじみの遠山顕先生の琵琶をかきならしながら語る小泉八雲のKwaidan。これがすごいです!1つ目は「むじな」2つ目は「貧乏神」という演目でした。まずは日本語で演じ、次に同じものを英語で演じるのですが、聞き惚れてしまいました。はやく海外公演をして日本の素晴らしさを世界に広めてほしいです。
2つのKwaidanの間には、松崎先生の手品。司祭になりすまし、話術9割の手品ですが、芸達者な人にはかないません。大笑いです。

10月24日は、朝からExpo当日でまずは遠山先生の講演。ジョークの効用、言い方、学び方について。私も日頃、先生たちにも、子どもにさえジョークをいうように言っているので、決めのジョークを学んでおくのは大人にとって勉強になるな、と実感しました。

その後、初級、中級、上級のたくさんのクラスがありました。私は、初級で「バナナチャンツ」を使って、4人1組で発表をしてもらい、もう楽しくてたまりませんでした。Bananaじゃなくてbananaとかなるし。

中級では、Navigator 3の東京のところを使って、自分の好きな日本の都市を紹介してもらいましたが、3人スピーチ(一人が英語、一人が音響、一人が映像)をやり、特に音響はみなさん、すばらしかったです。札幌ならソーラン節、京都なら読経がながれるという風でした。なぜこんなにうまくいくかというと、そこはJoy English Academyの日頃の努力で、参加者が「なんでも楽しんで、何でも学ぼう!」という積極的な態度を持っているからです。これが基本ですね、やっぱり。

翌日の朝は、憧れの帯広ー札幌、列車の旅。帯広ートマム間は家もない、牧場もない、農家もない。有るのは遠くに山、次の層は大きな木、身近には色づいた小さな木々、そして一番前は緑のクマザサ。今年の紅葉の旅はこれでいいな、と思いながら楽しみました。まわりをみると北海道の人は誰も景色なんか見ていません。そういえば以前、北海道の人に「どうして紅葉とかいって騒ぐの?」と質問されたことを懐かしく思い出しました。

札幌は大荒れで、初雪7cm。でも雪の中の露天風呂ほどすてきなものはないです。おもわず札幌でのんびりしました。

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