松香洋子の元気ブログ

2010年8月17日

親子イベント     

今年の夏から、英語に興味のある親子に集まってもらって、絵本を中心に英語を楽しんでもらうということをmpiが全国でやっています。7月24日は岡山、8月8日は札幌、8月10日は東京で開催されました。引き続き8月21日(土)は名古屋の丸善栄店、8月23日(月)は大阪CIVI新大阪研修センターで開催が予定されています。

岡山丸善には、40人ほどの親子が、私の講演、ctmミセスミヤコの絵本の使いかた、mpi講師の岡崎さんのワークショップを楽しんでいただきました。

子どもたちの絵本読みの発表もありました。井上光子先生率いる5人の子どもたちが緑色のT-シャツで衣装をそろえ、エリック・カールのThe Very Hungry Caterpillarをチームワークよく、素晴らしい発音で読んでくれました。かわいいし、英語が上手。

東京オアゾには55人の子どもさん、100人の大人が集まってくれて、ctmミセスミヤコの絵本の使い方と、mpi講師のマティックスさんのワークショップを楽しんでもらいました。元気な子どもたちが飛び回り、大変な熱気。子どものエネルギーってすごいです。

東京でも子どもの発表があり、同じThe Very Hungry Caterpillarをmpi英語教室に1年の時から通っている今は6年生のあおいちゃんが読んでくれました。あいかわらずの良い発音、うっとりする朗読力です。

いよいよ日本のお母さんたちも、そしてお父さんたちも、真剣に自分の子どもは英語だけはできた方がよいらしい、と思い始めてくれたようです。
そんな時に、絵本がよい教材であることには間違いありません。

絵本は子どもの心の栄養剤。もちろん日本語の絵本を読み聞かせてほしいです。そして英語の本も違ったリズムを楽しみながら、CDを聞かせたり、読み聞かせたりしたらよいと思います。

この日、丸善オアゾに集まった熱心なお母さんたちからの質問は、「CDを聞かすことはできるけどそれだけでいいの?」「絵本はたくさん買ったけどそれをどうしたらいいの?」というのが多かったです。

私が講演でいいたかったことは、
CDを繰り返し聞かせて、音声をそのまま真似させるのは基本中の基本。ここから全てがはじまる。
子どもは絵本のような大きな塊から英語をとらえていく。その中には文法事項も語彙も自然に配置されている。
子どもの英語学習は10歳をこえて継続していかなくては意味がないこと。
聞いて真似ができるようになったら、指差し読みをさせる。フォニックスを利用してよいリズムのまま、読めるようになるといい。
読めるようになったら、全文、書き写しもいい。
知識としての英語だけでなく、英語を話せるようにするには、社会性、社交性、マナーなどが同じように重要。
保護者の積極的な対話、人とまじわる姿勢が子どもに影響する、等です。

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