松香洋子の元気ブログ

2009年6月2日

静岡市の研修に行きました。

静岡市の中核教員むけの「小学校外国語(英語)活動」のワークショップを2セッション担当させていただきました。

テーマは「英語ノート」を使用して、学級担任が活動をする、というものです。
私のアドバイスは次の通りで、先生方にはびっくりするくらい盛り上がっていただき、嬉しかったです。明るい先生たちでした!

1 まずは学級担任が英語とか他の外国語であいさつをし、その後で、Class leader(日直)があいさつや、How are you? How's the weather today? What day is it today? 等、言いたいことを言うようにする。日直は一人から8人くらいまで何人でもよく、事前に内容を決めてもいいし、だんだんに言いたい事を工夫させるのもよい。

2 次には歌やチャンツを歌う時間をもつ。はじめはCDを聞いたりしながら練習する必要があるが、およそ歌えるようになったらSong leader(前にでて歌を歌う係)を選び、子どもたちが元気に歌う。歌の係は1人〜5人くらいまで何人でもよく、やりたい子どもからやってもよいし、順番にしてもよい。

3 ゲームをする時には、やり方が簡単で、応用しやすいもの(ペアで競争、リレー、BINGO, リズムゲーム等)のやり方をまずはみせ、慣れてきたら、Game leader(ゲーム係)を選び、子どもに仕切ってもらう。ゲームは長過ぎず10分くらいが良い。

4 「英語ノート」にたくさんある聞き取り練習では、まずは聞いてみんなで答えを考える、答えを声にだして言ってみる、答えを机や空中に書く、答えをペアで言うなどをするのがよい。どうしても答えを書かせたい時には電子黒板でするとか、プリントにして書かせる。「英語ノート」に答えを書かせるのは、3学期になってからでもよい。×がついた「英語ノート」を子どもに持たせない方がモティベーションが下がらない。

5 インタビュー活動では、まずはそのインタビューに必要な表現(例えばWhen's your birthday?) を一人で10回言う練習、次にペアでやりとり練習、グループで練習したあとでインタビューをしないと、自信をもってできないし、楽しくならない。

6 スピーチ活動では、指をおりながら、4行スピーチの練習をする。1. Hello!
2. My name is …. 3. (そのスピーチのテーマにそって) I can play soccer. 4. Thank you. これができるようになったら、みんなの前で発表させる。絵をそえてShow and Tellにすると最高によいが、お互いのことを知りすぎている場合もあるので、2つ絵を描いて、3つ目はクイズにするのもよい。

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