松香洋子の元気ブログ

2009年3月17日

放送大学収録 

放送大学が提供する教員免許更新の講座の一部に「小学校外国語活動」を設定していただいたので、千葉県幕張の放送大学まで収録に行きました。

「外国語活動」は楽しくがモットーですから、まずは教授が一人で講義するというスタイルはなし、ということを納得していただきました。そんなわけで次のような立体的な講座ができあがりつつあります。

1回45分の講座が8回です。

1 講義の部分は、中山兼好先生、吉田研作先生、吉田博彦さん、松香洋子の4人で担当。(およそ12〜13分)これに先立ち、テキストを執筆しました。

2 対談又は3人のトーク。(およそ13分〜14分)上記の4人で担当するのですが、そのトピックは取材をさせていただいた小学校の校長先生や、学級担任の先生の話の中から拾っています。取材に協力していただいたのは、東京都新宿区立江戸川小学校、東京都杉並区立和泉小学校と新泉小学校、東京都稲城市立若葉台小学校、埼玉県戸田市立新曽小学校、埼玉県新座市立大和田小学校、埼玉県蓮田市立蓮田南小学校の各校です。

取材協力、本当にありがとうございました。
皆様のご協力により、現場のフンイキが生き生きと伝わってきます。

3 吉田研作先生によるClassroom Englishスポット練習。(およそ1分)

4 東仁美先生とカナダ人のアイバンさんによる「ワンポイントレッスン」(およそ10分)。ここでは、上記の取材先の子どもたちの元気な活動の様子が流れます。歌やチャンツやゲームの練習があり、native speakerならではの楽しいトークもあります。

この講座は、たまたまイーオンでJ-SHINE講座を受講した杉沢さんが放送大学で免許更新の講座の制作者であったというご縁で実現したものです。若松ディレクターには現場の取材をしてもらいました。

「取材先はどこも素晴らしい小学校でした」と若松ディレクターがいいました。
「どうやってわかるのですか?」と私。

「学校に入った瞬間にわかります。でも一番わかるのは、先生たちの子どもたちに対する接し方、言葉かけの様子です。」ということでした。さすが全国を飛び回って取材をしているだけあって鋭いご指摘です。

最初は、私の講義3回分と、東先生とアイバンさんによるワンポイントレンスン3回分を収録しました。私は「リハーサルは嫌いです」と早々と宣言し、1回目はちょっとしたリハーサルをし、あとは、本番のみで許してもらいました。
(そういいながら実はどうなっているのかちょっと心配です。)
あと2回、収録があり、テキストやテストも仕上げて、放送は秋からです。

詳しくはわかったらお知らせします。

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