松香洋子の元気ブログ

2010年5月25日

帯広で講演会

桜が終わった早春の北海道へ。
1992年に初めて講演会をしかけていただいてから、何度も、Joy English Academyへよんでいただいています。

十勝毎日新聞のご協力もえて、地域の小、中学校の先生、児童英語の先生、保護者の方々まで、会場いっぱいの人に集まっていただき、バナナチャンツ、クイズでチャンツ、Brown Bear、フォニックス、BBL (多読用の絵本)まで、全員で、声をそろえて楽しく体験していただきました。最高の聴衆で、気持ちが良かったです。

帯広は何度訪ねても気持ちがよいのです。100点満点です。

まずは学院長浦島久さんの郷土愛、英語教育にかける情熱、著作、ジャズ、写真、カーリング、おいしいもの、だじゃれと、北海道のじゃがいものようにあたたかい、どっしりとした、素晴らしい方です。私の人生の目標、「善く生きる」の見本とさせていただいている方です。

そして児童英語部門を仕切るキャンベル紀子さんは、子ども、文学、地域活動、お花、おいしいもの、踊り、自然、なんでも好きなすてきな方です。

Joy English Academyは帯広の地で33年間、地元の方々の心をばっちりととらえて、100台分の駐車場をもち、1000人以上の生徒さんをかかえる大所帯なのですが、英語教育は人とのコミュニケーションの上にのみなりたつ、といつもおもいます。

次の日には、紫竹ガーデンという個人のお庭に再度、連れていっていただきました。
個人のお庭といっても、1万8千500坪というもので、ご主人に先立たれて嘆き悲しんでいた自分をすてて、少女時代に自分が一番好きだった花の咲き乱れる野原を再現しようと個人で20年前に始めたお庭です。いまでは、日本はもちろん世界各国から年間10万人が訪れるお庭です。

チューリップはもちろん、ムスカリ、クリスマスローズ、何しろ2500種が咲き誇るということですから、きれい!とか言っている場合ではないのですが、すごいです。

紫竹さん(83歳)は、キャンベルさんの英語の生徒さんということで、自ら隅から隅まで案内して下さいました。一番、印象に残った言葉は、紫竹さんが何度も、何度も、「これは勝手に増えるの。」「勝手に生えてきて、どんどん増えて、どんどん咲いてくれるの」と言われたことです。

私はそれを聞きながら、失礼ながら、mpiと同じだと内心思っていました。
全国で多くの先生方や、保護者の方々が、自分で英語教育の花々を咲かせてくれています。それが私の自慢です。自分で咲く花は強い花です。

お花の好きな方はぜひ一度、帯広に行ってください。もちろん自分の庭と比べるというのは無理ですが、夢を実現した方の夢がそこには咲いています。

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