松香洋子の元気ブログ

2011年3月29日

特別な卒業式でした。

3月28日(月)、新宿のmpi英語教室の中学生の卒業式を実施しました。
実は震災の影響で、一度延期になったため、中学生全員が出席できたわけではありませんでしたが、今年もすばらしい15歳を送り出すことができました。
「英語のできる15歳を育てる」という大きな理念が達成されるのを見る瞬間ですから、いつもこれ以上の感激はないのです。

でも今年の卒業式は特別でもありました。
まず始めに、先生たちが震災のあった3月11日(金曜日)、どこで地震にあい、その後、どんな苦労をしたかを語りました。
Fredは茨城県でEnglish Campに参加していたそうですが、まずは自動ドアーをあけに一階まで走ってから、3階にいた生徒をむかえに言ったという話は、さすがアメリカ人男性だとおもいました。
伊藤あけみ先生は、3時間電車、3時間バス、3時間歩いて家に帰ったそうです。
粕谷みゆき先生は、電車が止まって帰宅できず、新宿のmpiのオフイスで一晩を過ごした15人のスタッフの一人で、こんな時に役立つ小さな笛付きフラッシュライトをショーアンドテル。
田村佳子先生は、今回卒業する生徒が使うデータの入ったパソコンを何が何でも取りに戻ったといいました。
金子由美先生は、電車にのる寸前に地震にあって、もし、あの時電車に乗っていたら、いつ家に帰れたかわからなかったと言いました。
こんな時だからこそ、英語で、本当の自分を表現できることが大切ということを先生たちが率先して見本をみせてくれたのは良かったです。

生徒の方も、中1、中2はまだまだもたついていましたが、それでも当日の本当の話を英語でリアルに話すことができました。いつも感激するのですが、あのようにもたついている1、2年生が3年になると立派になるのですから、子どもの成長というのはたいしたものです。中2の後半から中3の成長はすごい、といつも先生たちは言っています。

今年の卒業生は二人で、二人とも学校の卒業式が中止になり、これが唯一の卒業式だといって、しっかりやってくれました。

Shunsukeのプレゼンでは、剣道部の部員として、柔道と剣道の判定の違いを映像を使いながら説明してくれました。面白かったです。やはり映像はいいですね。剣道は判定がむずかしいので、オリンピックスポーツにはなれないけれど、オリンピックスポーツにするために判定を変えると、今の剣道の良さがなくなるのではないかと懸念しているということでした。

Rikakoのスピーチでは、日本の英語教育はよくない、などと文句を言ってもはじまらない。自分でできることをやるべし。自分は英語で、映画を見る、雑誌を読む、本を読む、音楽を聞く、コメディーを見るということを実践している。また、ロンドンへ行って、将来はstage managerになりたいという夢の下見をしてきたそうです。

二人とも本当にナチュラルに、かまえずに英語が話せていて、何でもわかっていて、すごいな~、と大感激しました。いつものことながら、中3になるとあまり準備もなくスピーチもプレゼンもできるし、会話もかなり自由です。先生たちはハラハラドキドキですが、やる時はやる、やる時は立派にこなすのです。内容、英語、発音、発表力、積極的な姿勢、我々が目指しているものがばっちりの二人でしたね。

卒業式が終わってから、Rikakoのお母さんが、「8年前、りかこをここにお願いしようかどうかと下見にきた時に、主人がたまたま中3のスピーチをみるチャンスがあって、それがあんまりにすばらしかったので、松香先生に、「本当にあんな風になるのですか」と聞いたら、「なります」と答えたそうです。それを信じてこれまでやってきたら、本当にそれが実現してうれしかったです。」と言ってくれました!ばんざ~い。

今日まで、反抗期のさなか、いろいろとあったと思います。先生方、お疲れさまでした。皆様のおかげです。Never give up! しかないですね。

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