松香洋子の元気ブログ

2013年3月11日

佐賀へ講演に行きました。

3月3日(日)、「SAGA子ども英語研究会」からお招き頂き、「ふるさとSAGAを世界に自慢できる子どもに育てよう」というタイトルで講演をさせていただきました。

前日、佐賀に飛ぼうと羽田空港へ出向いたところ、なんとなんと、「佐賀便は欠航」とのこと。実は1月にオーストラリアへ飛んだときに、台風のためにブリスベンには着陸できず、シドニーへ行って一泊という経験をしたばかりでしたので、「またか!」と再度の大冒険を覚悟しました。

しかしさすが!日本の航空会社は対応が素晴らしい!「福岡まで飛行機で行って、あとは列車で行ってください。」と列車の時刻表と3,000円の現金が入った封筒を即、くれたのでした。片やオーストラリアでは、「これは国際便なので、国内線の空港に行ってください。」とアナウンスがあっただけでした。日本のきめ細かいサービスは素晴らしいです。それでも羽田では、怒ってどなるおじさんが1名。「オーストラリアへ行ってごらん。」と言いたくなりました。

予定より大分遅くなって佐賀市についたのですが、メンバーの方々と楽しく夕食会をしました。いろいろな場で、いろいろな立場で、なんらかの意味で英語教育に関わっている皆さんで、3分の1はシングル、3分の1はママ、3分の1はシングルママ、というグループでした。若い、逞しい、楽しい方ばかりだと心強く思いました。

当日は午後からの講演会なのに、午前中から準備に集まってくれました。この会には30名ほどのメンバーがいて、月1で勉強会や情報交換会をしているそうです。市民の活動を応援するという助成金を得て、今回の講演会を企画してくれたそうで、地域に根づき、社会性をもって活動している様子が感じられました。

午後からいよいよ講演会。130人ほどの方々が集まってくださいましたが、まずはみんなでSAGA CHANTを2種類やっていただきました。
既にあるチャンツを利用して、私が作ったものですが、1つは『Songs and Chants 2』の『S-U-P-E-R』を利用して、

  S-A-G-A
  That is where we live.
  Yoshinogari, clap your hands.
  Mudskippers, stomp your feet.
  Now, do them both.
  Yoshinogari, mudskippers,
  Yeah!

などと言って、盛り上がっていただきました。(どの県でもできるので、お試しください。)
佐賀を自慢できる子どもを育てるには、やはり、常に盛り上がっていることが大切ですよね。

その後では、小学校での外国語(英語)活動と子どもの英語教育の12のポイント(『子どもと英語(mpi刊)』より)についてお話をしました。

後半は、ゲームやバナナチャンツ、クイズ、フォニックスジングルに加え、「英会話たいそう」「もっと英会話たいそう」の両方を全員で踊っていただきました。

福岡から駆けつけてくれたコーネットさんと貞野さんが参加者を誘導してくれただけでなく、SAGA 子ども英語研究会の皆様も午前中の特訓の甲斐あって、とても上手に踊っていただきました。

今回感じたことは、おおらかでピリッとしたお人柄の代表・西久保さんを中心に、皆さん暖かく、いい人ばかりだということです。人材こそ、日本の本当の宝です。英語ができる人たちが集まって、勉強し、実践し、日本の子どもたちを元気にし、自信を持たせるという大きな目標に向かって歩んでいることが感じられ、日本の将来はここにあり!と明るい気持ちになりました。

おいしいごちそうをいただきましたが、今、佐賀のB級グルメでうけているのが、「シシリアンライス」という食べ物だそうです。今回食べ損なってしまったので、次回はこれをぜひ。温泉もいいところがあるそうです。おいしい食べ物と、温泉と素晴らしい人々。これが日本の底力です。いえ~い!

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