松香洋子の元気ブログ

2009年1月26日

2009年 J-SHINEトレーナー検定試験について

1月24日に東京の代々木にある、通称オリセン(オリンピック記念青少年センター)でJ-SHINEのトレーナー検定試験がありました。

全部で50名に近い方々が筆記試験と実技試験に挑みました。全体的にいうと、実技試験の受験者のレベルがとても上がってきて、嬉しいかぎりでした。筆記試験の方は、残念ながらまだまだ勉強不足の方がいました。

私も実技試験官をやりましたので、今後、受験したい方々のためにいくつかアドバイスを書いてみます。

1. 5分間の準備時間で、5つの中からテーマを選び、5分間の模擬授業をしていただくのですが、準備時間も短い、模擬授業も短いということで、いかに短時間にものごとを整理し、的をしぼっていくかという能力が問われます。

2. 3人の生徒役(大学生)が目の前に座っているのですが、小学校の30人学級を想定して模擬授業をするのが大切です。

3. まずは今から何をするのか、始めにはっきりいうのが必要です。

4. 決して欲張らず、1つのことをわかりやすく導入することが必要です。

5. 自分の模擬授業が終わると、今度は他の2人の受験者の模擬授業についてコメントをするのですが、良かった点、改良した方が良かった点をすばやく整理してコメントする能力が問われます。さすが、経験ゆたかな方は堂々とやっていました。

その他、気になった点は、服装はあくまでも小学校に行くことを前提にして受験していただきたいものです。華美な服装およびジーパンはなし、ということを来年ははっきり事前に通知するようにします。

模擬授業は全て英語でしていただくのですが、Do you know what this is? Can you tell me where China is?といった文はかなりの方が間違えていました。お天気についていう時にHow's the weather today?というのと、What's the weather like today?というのをまぜて、ごちゃごちゃにして使う方もいました。指導者の英語が貴重なインプットですから、何度も使う表現は正しくお願いします。

来年度のトレーナー検定試験は、2010年2月27日(土)に同じオリセンで実施されます。多くの皆様の挑戦をお待ちしています。

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