松香洋子の元気ブログ

2009年1月14日

我が家のフィンランド教育事情

今、我が家にはフィンランドからお客さんがきています。26歳の男性、Sampsa Rannalaさんです。合気道の大会のために来ているのですが、いろいろとフィンランドについて事情をきいて楽しんでいます。

この人は英語も日本語も上手です。英語は小学校3年生から学校で学んだそうですが、テレビで学んだことが大きいということでした。

日本語は大学で勉強してから、早稲田大学の国際部に1年間留学したということです。
「どうしてフンランドの教育は世界一なの?」と聞いたところ、「そうなんですか?そんなことはわからない。」という返事でした。しかし、人口は500万人の小さな国で、英語とスウェーデン語は必修。小さい国だから外国へ物を輸出していかなくてはということで、外国語の勉強はすごく大切ということでした。今はNokia(携帯電話)とかデザイン関係で国際的にがんばっているそうです。

「僕たちが小学生の時は国が不景気で、先生の給料がでなくて大学生とかが教えに来たし、1クラスに35人はいたし。。。」ということでしたが、今は違うかも、ということでした。

私がフィンランドについて知っていたのは、フィンランドの国歌で、小学生の時におぼえたものです。その歌詞が日本語になっていて、「祖国よ、祖国よ、我が祖国よ。山こそそびえね、谷こそくぼまね、民の気はたかし、わが祖国よ」というものですが、歌って聞かせたところ、Sampsaさんはフィンランドには山も谷もない、と大笑いでした。国際理解というのは、やはり直接、確かめないとあぶないですね。

それにしてもフィンランドという国は日本から一番近いヨーロッパでたった8時間で名古屋のセントレア空港まで飛んできたそうです。
知らなかった!

昔、一度だけ行ったことがあるのですが、山や谷の様子も確かめるためにもう一度行かなくてはと思いました。

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