松香洋子の元気ブログ

2008年10月1日

青森県鶴田町へ

週末には東京のフォーラムが終わりました。その報告もしたいのですが、ものには順序。
まずは青森の鶴田町の報告です。

9月26日は、教育特区として「英語活動」を実施している鶴田町の胡桃館小学校の公開授業へ出向きました。右を見れば黄金色に輝くたんぼ、左をみれば真っ赤に色づくリンゴ、美しい!本当に美しかったです。

胡桃館小学校では、成田考児先生を中心に英語活動を一丸となってすすめており、まずは1年から6年までの「インプットの時間」の公開がありました。1週間に1回、毎週金曜日に15分実施しているということでしたが、学級担任が全員、英語だけで指示をし、子どもと一緒に歌ったり、ジェスチャーを練習したり、フォニックスアルファベットを唱えたり、自己紹介の英文を練習したりしていました。「やるな〜!小学校の先生は!」というのが実感でした。

次は成田先生の4年生の45分授業の公開でした。毎週、火曜日が英語の時間だそうです。成田先生は100%英語で子どもたちに話しかける、子どもたちはそれに答えようと頑張る。Very Hungry Caterpillarの本も4年生なのに指指し読みでみんなで頑張る。先生の期待に答えようとする内に、だんだんできるようになる喜びで顔が生き生きとしてきました。みんなやりたい、人前にでたい、その積極性と日頃のインプットのお陰で素晴らしい発音とリズム。良かったです。青森県の小さな町で、町長さんが31年前から国際交流を提唱し、今に至っているそうです。まさに「なせば成る、なさねば成らぬ何事も」の見本です。

私の講演会には、町外の方も含め150人もの人が集まっていただきました。
夜は津軽三味線(犬の皮。猫でも、ハブでもない)酒場で楽しく食事をさせていただき、五所川原市の温泉へ。温泉に入って幸せにうつらうつらしていたら、突然の爆音!飛び起きたらトタン屋根に大粒のヒョウ。びっくりしました。

朝、すでに8度の中で露天風呂。いいな〜、いいな〜。

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