松香洋子の元気ブログ

2008年11月5日

新座市大和田小学校 研究発表会へ

埼玉県新座市の小、中連携、英会話9年間カリキュラムの取り組みも5年目を終えようとしており、この2年間、研究指定校として推進役を勤めてくれた大和田小学校で発表がありました。
新座市は、市長さんといい、教育長さんといい、この英会話9年間カリキュラムを継続的に維持、支援してくれています。継続は力なり。行政の体制がしっかりしており、教育主事が交代しても体制が変わらないありがたみをしみじみと味わいました。

まずみせてもらったのは、インプットの時間。Michael Row the Boat Ashoreの歌をEET(外国人英語指導者)と発音練習してから、合唱。その上手なこと!鳥肌がたちました。音楽指導の上手な学校は絶対に英語活動がうまくいく、という私の持論にぴったり。

その後、一年生のクラスへ。研究テーマは学級担任が英語指導者(外国人も日本人もいる)とどのように積極的にTTをしていくかというものでしたが、とても良かったです。学級担任がビデオを流すのを忘れてExcuse me!と謝ると子どもたちがThat's okay.と即答。Pam and Tedのフレーズ練習が身についているようでした。一年生の活動を見る度に、英語活動を1年生からするべきだと確信します。「子どもは身体で言葉をおぼえる」を地で行っています。これがなければ、日本の英語教育は変わらないと思います。

次は6年生。アンケートの結果から、英語だけの活動なので「ゲームや活動の説明がわからない」と思っている児童がいることがわかり、まずは学級担任と英語指導者が見本を示す、次に子どもの誰かがでてきて見本をしめす、それから皆でやるという手順を繰り返していました。子どもたちはものすごくよく声がでていて、楽しそうにスキットもゲームもやっていました。

「日本一の教育をしたい」と宣言している福原校長先生のリーダーシップで素晴らしい子どもたちと先生方が育っています。大和田小学校の先生たちには、参加者の前で「英会話たいそう」を踊る、振りのある歌を歌うという恒例の試練を体験してもらい、合格点を差し上げました。(笑)

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