松香洋子の元気ブログ

2008年6月11日

横浜のJ-SHINE講座

6月7日(土)にJ-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)主催の講座とシンポジュウムがあり、横浜へでかけました。午前中の講座で私は初めて文部科学省が出版した「英語ノート」について話しをしました。

「英語ノート」には5年生用と6年生用があり、外観は中学校の英語教科書にそっくりです。内容は国際理解教育色が強く、CDもついています。私が話した要点を一言で言えば、これまでの小学校英語活動では多くの場合、机もイスもなくしてコミュニケーションのしやすい場を作って実践してきたので、今後もそのような良い面は継続してもらいたいということです。

小学校英語活動では、聞く、話すことが中心なのですから、いくら高学年とはいえ、初めからテキストに書き込みをしてしまったら、趣旨があやふやになってしまいます。よく言われる通り、教科書を教えるのではなく、教科書で教えればよいのです。もし私が教えるのであれば、まずはCDを最大限に活用して耳慣し、口慣しをし、子どもたちがどうしても書きたいと言ったら、最後に(3学期でもよい?)に書かせると思います。子どもは一度、書き込みをしてしまったぺージは2度とやりたくないので、英語を使ってコミュニケーションを体験させたかったらまずは耳学問を優先したいものです。

シンポジュウムでは300人を超える参加者があり、必修化が決定した後の関心の高さを知りました。横浜市の教育主事をお迎えして横浜市の取り組み(来年度より小1から小6まで年間35時間実施)について説明をうけたり、民間出身の校長先生の言い分を聞いたり、横浜市と横須賀市の支援者の本音をきいたり、とても有意義でした。みなさん、それぞれの立場で一生懸命です。教育は教える側の情熱が子どもに伝わるので一生懸命が基本です。

仕事の後は、横浜港クルーズと横浜市の再開発地区の夜散歩。梅雨の晴れ間で夜風が心地よく最高でした。よく働き、よく遊ぶ。これが私のモットーです。

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