松香洋子の元気ブログ

2008年5月15日

広島県世羅町へいきました。

小学校英語活動を導入していよいよ3年目に入った世羅町の研修に行きました。春の世羅町は瓦屋根の家々に田植えが終わったばかりの田んぼが輝き、新緑が目にしみました。

年度初めの研修会で、小、中学校の先生方が皆さん集まってくださるのです。
今年はいよいよ「英語ノート」という文部科学省出版の教材の配布が始まっているので、その話から始めました。国際理解教育に重きをおくということで、8〜10人ぐらいのグループでA-Zまで世界の国の名前をどんどん言ってもらいました。HはHolland, OはOman, YはYemenなど難関がいくつかあります。でも楽しいです。次は世界の挨拶をいくつ知っているかという競争。一番良かったグループは14種類、一番少なかったグループは5つでした。たとえば「こんにちは」で1つというゲームです。

その後は、日本語を話さないで、英語の指示をだせる学級担任になるためのClassroom Englishの練習とチェック。よくできていました!

続いて
• 英語日直を楽しく、クリエイティブにする実習。
• Song leader のやり方。Candy, Candyを使って。
• Dance leader のやり方。Dansinglish No.8を使って。
• 自己紹介活動 What subjects do you like? どの教科ならジェスチャーで表すことができるかをためしながら、自分の好きな教科と嫌いな教科の発表をしてもらいました。

小池和馬教育長も最初から終わりまで参加してくださり、どのような状況の変化があっても小1から小6まで英語活動を継続するという固い決意を述べていただきました。町全体が1つになっているためか、先生たちの表情が明るく、笑い声と拍手、たくさんの英語が聞こえる元気に溢れた研修会でした。いいな〜、と心から思いました。

これなら自分の殻をちょっとやぶって、英語という言葉を使って、他者とコミュニケーションするのが楽しいというメッセージを子どもたちに伝えてくれることでしょう。

詳しくは平成19年度世羅町英語活動報告書に掲載されています。

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