松香洋子の元気ブログ

2015年4月14日

セブ島のQQ Englishへ行ってきました。(2015/4/7~10)

4月8日、QQ Englishの2校目、sea front校の開校式に出席しました。これはすごい。アプローチの長い入り口をたどっていくと、いきなり目の前にプール。その前にはヤシの木が数本。そしてその前は青い海。青い空。リゾートホテルを増改築してオープンした英語学校で、「こんなところで勉強できるの?」と心配になるほどの環境です。詳しくは、この開校式を取材にきていたCheer Upのサイトを見てください。http://english.cheerup.jp/article/1650

そもそも私とQQ Englishとのつきあいは、5年前に、私が執筆したWE CANシリーズを使ったオンライン英会話の指導のためにセブ島へ行ったことから始まりました。当時のQQ Englishはビルの1室だけでフイリピン人の先生たちも30人ほどでしたが、5日間の研修で先生たちとすっかり仲良くなりました。

フイリピン人の英語の先生たちは、若い女性が多いですが、
明るく、元気、親切、忍耐強い、威圧的でない。親しみがもてる。いつも笑顔。
英語がすごく上手。発音もいい。わかりやすい。
歌が上手。ダンスが大好き。冗談も大好き。
この後、QQ Englishは大発展。先生たちは今では600人。1校目の学校は新しいビルの3フロアを使い、今回、リゾートホテルを増改築して2校目をオープンしたというわけです。

QQ Englishのオーナーは藤岡頼光さんという若き国際ビジネスマン。バイクのQQ便の創始者で、自ら英語の勉強でセブ島に来て、今では英語を駆使。
この藤岡さんの日本式のマネジメントと彼を補佐する若い日本人スタッフがすごい。およそ30人。日本式にきっちり運営しています。
しかし、ここはフイリピン。日本式経営だけではやっていけません。藤岡さんのすごいところは、
フイリピン人の先生たちと真摯に向き合い、フルタイムで雇用。
だから創設当時の先生たちが今でもみんな残っていて、マネージャーをしています。(私のことも覚えていてくれて大歓迎してくれました。)
藤岡さんはフイリピン人の先生たちの言い分を良く聞くのです。例えば、世界中にオンライン英会話を提供するため、毎日が3シフト制ですが、午後4時から夜の12時のシフトの先生たちが、仕事が終わった後でダンスがしたいというのでダンス部屋をオーケーしたとか。踊る先生たちもすごいけど、それを許すオーナーもすごい。だから仲が良い。
もっと物事をうまい方向に導きたいと朝令暮改のオーナーの藤岡さんに対し、フイリピン人のスタッフは”No problem!”と応じるそうです。一方、日本人のスタッフはここまでやったのに「変えるのですか?」というそうです。どっちもわかるな~。ここをうまくまとめるのが真の国際的なビジネスマンなのでしょうね。

この素晴らしい学校も一歩外にでれば、そこはアジアの町。道路は信号がほとんどなく、センターラインもあやしい。ヤギ、犬、ニワトリと人間と、バスとジプニーとトラックと乗用車が一緒に道路を使っているのですが、もともとバイク乗りの藤岡さんは何の問題もなく運転します。

これからは東アジアの時代。そこには6億人の人が暮らしています。そこにいち早く飛び込んだ藤岡さんの勇気と実行力に圧倒されます。でも、とにもかくにも一番大事なのは、人間対人間の信頼関係ですよね。それを英語で構築していく。とても違う日本人とフイリピン人。双方の良さを生かせば、成果は10倍なんでしょうね。

成田空港からたったの4時間。青い海と青い空。私もすっかり、♩そのうち、なんとかなるだろう~、と癒されて帰国しました。
生きた英語を勉強したい皆さん、自分の人生をリセットしたい皆さん、ちょっとだけほっとしたい人、1週間でもいい、1ケ月でもいい、ぜひセブ島へ行ってください。インターナショナル・サムライである藤岡さんをご紹介します。

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