松香洋子の元気ブログ

2010年12月26日

桑名でキッズ発表会

12月12日(日)三重県の桑名で行われたキッズ発表会へ行きました。今年最後の発表会でした。

会場は立派なホールで子供に度胸をつけるのには最高の舞台を用意してくれました。
全体のプログラムがすごくよく構成されており、赤、緑の応援合戦から始まり、ちびっこたちの発表、講演、小、中学生の発表、クイズ、クリスマスの歌、応援合戦の途中経過など、申し分がなかったです。とてもあたたかい雰囲気で子供たちも十分にたのしんだと思います。
イギリス人のニコラさんがいてくれたので、質問もしてくれて、英語の発表会らしいフンイキがでたと思います。
高校生の司会、すばらしかったです。あれだけの人数がいたのですから、マイクのお世話も頼むとよかったかもしれません。

私の講演の時には、バナナチャンツや、クイズ、フォニックスのゲーム、BBL を子どもたちにやってもらいましたが、みんなよく前にでてきてくれて、よかったです。

来年度は、もっと中学生がでてくれるといいですね。やはり、保護者には、中3になったら、あんなになれるという見本をみせる必要があります。

中学生がでるには、内容が聞いている人にわかりにくいため、絵とか、実物とか何か見せるようにするといいと思います。
そして、来年度は全体に、動きを3倍くらい大きくすると舞台映えがします。これは全員に言えることです。

この発表をみにきてくれた小学校の先生から、すばらしい感想をおよせいただいたので、紹介させてください。

↓↓
今回の発表会、講演会を通して、たくさんのことを考えました。
1つは、「英語を習っている子でも、恥ずかしさやためらいを感じるものである」ということです。

私が勤める小学校では、「声を出すことが恥ずかしい、周りが気になる高学年」の姿があります。
ボソッと何か答えますが、何を言っているのか聞こえないほどです。
活動にならない…と悩む先生方もいます。

それはこどもの成長段階としては当然の時期でもあります。
それにしても…という気持ちが強かったのですが、今回発表会をみたら悩んで当然!だけどこども達には発表の機会を与え続けるべきだと思いました。

4、5人など「舞台にいる自分を意識する」人数で発表していますよね。
そんな緊張感や恥ずかしさなどを感じる経験を積み重ねていくことこそ大切なのではないかと思いました。
松香先生も「パフォーマンスで評価さ」るべき」とおっしゃっていましたよね。

2つ目は、場の設定です。
「コミュニケーションのための」という部分がどうもこども達に伝えられず、「なんで英語なん?」「ぼくらは日本人なんやから、日本語しゃべって」という子もいるくらいで。
今回はっきりしました。

外国語を通して、コミュニケーションの素地を養う というのは、
「日本語を使わない人とのコミュニケーション」を図れるようにし、
へだたりのないコミュニケーション能力の素地を養いたい ということではないか。
そうだとしたら、こども達にもその前提を理解してもらう必要があります。

だから日本語は使わないんだ、それでは意味がないんだ と、知ってもらいたい。
あげだしたらきりがないほど、たくさんのことを考えましたが、
この2点については、学校の先生方とも話をしていきたい部分です。
Keep trying ですよね(゜∀゜)そして楽しむこと☆
ありがとうございました。

↑↑

先生、ありがとうございました。

ブログ一覧に戻る