松香洋子の元気ブログ

2008年1月18日

最近の大学生

1月16日に玉川大学の児童英語のクラスのまとめをしました。
そこでアンケート(2学部の3、4年生、30名参加)をとりましたので長いですが、参考までにまとめてみました。カッコ内の数字は同じことを言った人数です。テキストは「小学生は英語が大好き、Song and chants、 他です。

1 記憶に残った歌、歌の教え方
  Rainbow song (18) Weather song (7)  We wish you a merry Christmas (5)  COCONUT(3)
歌うだけでなく意味を目でも確かめさせる、ジェスチャーをする、絵や実物を見せる。

2 記憶に残ったゲーム、その指導法
フルーツバスケットの類(10) どんじゃんけん(7) 、リレーゲーム(3) ちゃかぽこゲーム(2)
pictionary (2) Who’s the leader?(オニがみていない間に動作をかえる)(2)
  説明するのでなく例をみせる。リズムにあわせていうと盛り上がる。

3 記憶に残った英会話、その指導法
  名前を聞く会話(yourのところを強く)(3)Dansinglish,(3)Where are you from?(2)、
飛行機の中の食事スキット(2) 
  実際に役立ちそうなフレーズを教える、インタビュー形式もよい。

4 文字指導
  絵本をよんで聞かせたこと(12) A says a, a, apple.発音と文字(8)
空中でアルファベットを練習したこと(4)キーボードの練習(4)、
体験的に身体を使って教える。絵本を上手に使う。

5 クイズ
 Who am I? (有名人クイズ、クラスの人クイズ等)(5)、What is that?と聞いて相手がもっているものをあてる。(4) True or False(4) 略字クイズ(JR等)(3) 聞いてカルタをとる(3)
子どもがおもわず真剣になって考えてしまうことを考える。

6 自己紹介、Show and Tell
コラージュつくりが楽しかった(8)おたがいのコラージュを使って友だち紹介(会話調のshow and tell)(4) 好きな食べ物、外国を紹介する(2)。
 自己紹介に他者紹介もからめていける。視覚的なものがあるので分かりやすくなる。

7 異文化体験  
  ハロウイン・パーティで仮装したこと(9)実際にお菓子をあげること(3) 
スペシャルゲスト(3) おばけのキャラを使ったドンじゃんけん(3)
A- Zまでのカードでできるだけの単語を考えるゲーム(2)

8 発表(全6回)の相手を毎回変えたこと
  他人の個性や考え方を知るよいチャンスだった。(2)放課後もクラス、学部を超えて相談をした(2)。コミュニケーションの幅がひろがった。人それぞれやり方が違うことを学んだ。

9 クラスでは英語だけを話す
  もっと真剣に英語を勉強しようという気にさせた(5) 
英語が上手な人が相手の時は勉強になった。(2)難しいと感じたが、必死に伝えようとすることが大切とわかった(2)
英語力向上に効果的。どうしても伝えたい単語を辞書で調べた時にはその単語をおぼえた。

10 子どもに英語を教えるということでわかったこと
  なるべく簡単なわかりやすい表現を使う(3) 子どもの目線に立って教えること。これからは英語ができるのは当たり前になるので、まずは英語学習の楽しさを伝えたい。子どもは間違ったことでも教えると全部吸収してしまうから怖い。毎回あいさつ活動を繰り返す。英語力、指導力、人間性、異文化理解の全てが必要。よい雰囲気つくりからよい信頼関係つくりへ。先生は元気に明るく。子どもに英語を教えるのは楽しいだけではない!!先生がはずかしがってはだめ。先生が失敗を恐れてはだめ。先生が楽しみながら教えること。参加型の授業スタイル。発音、文法も大切。

11 その他、自由記載  
 100分間、座って聞くという授業ばかりの中で、このクラスはまったく違って楽しかった。(5) みんなが工夫したプレゼンをみるのは刺激になった。(4)
今まで英語を勉強してきたなかで一番楽しかった授業。児童英語教育のフンイキがわかった。すごくためになった。英語とむきあって真剣にいろいろと考えさせられた。子どもに英語を教えるのは簡単そうに見えても実際にやると大変。子どもの自由な発想を生かせる教師になりたい。6週間オーストラリアにいって児童英語教育を勉強した。この授業で人前で話すことになれた気がする。教育実習にいくための度胸がついた。

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