松香洋子の元気ブログ

2007年12月4日

12月1日に名古屋の椙山女学園大学付属小学校で講演しました。

創立100周年を超えた伝統ある私立学校で、英語教育は70年以上実施しているそうです。小学校の児童数は358名で、英語の先生は日本人講師が3人と外国人講師が一人で、1年生は週1、その他の学年は週2の英語授業です。

2、4、6年生の授業をみせていただきましたが、低学年はETM (Education Through Music) の手法にそってALTの先生と元気に楽しそうにやっていました。3年生の舞台発表では、全ての子どもが自分のつきたい職業人になりきって意気揚々と演じていました。「もっとやりたい〜!」という声が聞こえてきそうでした。4年生の授業では♪Santa Claus Is Coming to Townを歌いながら、踊っていました。6年生の授業を主に見せてもらいましたが、恐竜のことを比較したり、Meg’s Egg という絵本を使って、どんどん質問に答えたり、読んだり、単語の音節数をあてたり、「中学2年生なみ?」と感じるスピードと理解力でした。小学生は週2の英語でこんなにも聞けたり、読めたりするのだ、と改めて感じました。

講演会は「これからの小学校英語教育」というタイトルでしたが、120名の出席者のほとんどが近県、市町村からの公立小学校の先生方でした。名古屋研究会の皆様にお手伝いいただいて、Trust Games、 Rainbow Song、Coconut Song、英会話たいそう3、Ham Chant、 フォニックスジングルなどを体験していただきました。公立の小学校の先生方の関心が高まっているのを日々に感じています。

ブログ一覧に戻る