松香洋子の元気ブログ

2007年9月18日

杉並区の小、中連携

中学校の英語の先生3人が小学校へ行って出前授業をするという熱意に感動して、出向いたのがもう6年ぐらい前のことでしょうか?
杉並区全体が動くのには時間がかかっていますが、和泉小学校、新泉小学校、和泉中学校の3校で小、中連携の英語教育を実施して3年目になります。現在では小学校に村山律子さんと今野ひよりさん、中学校には石川史子先生が区の嘱託員として配置され、小1から小6までは週1、中学校では1時間の「オーラルコミュニケーション」の時間を特設して週4の英語、英語活動が実施されています。3年目となる今では、子どもたちもすっかり英語を楽しみ、小学校の担任の先生方も自信をつけています。
今回は3校の先生方が、和泉中学校の1年生の英語の授業を2つ参観し、その後に研究協議会を持ちました。小学校で2年間、英語活動を経験した子どもたちの活躍はいかに?
英語だけの授業にまったく抵抗がなく、外国人ALTにも平常心で接し、発音がよく、長い英語もスラスラいえます。もちろん思春期ですからいろいろとありますけどね。小学校の先生方が中学校の教科書を購入して勉強してみるというほどの熱意ですから、3年間勉強して中学に進学する子どもがでる来年度はもっとすごいだろうと思います。文字指導も今年は入りますし、中学校の方も全員が小学校英語経験者になるわけです。
新泉小学校の谷井美和子先生が、9月30日(日)、J-SHINE主催の小学校英語活動フォーラムで実践報告をするためにシンポジュウムにパネラーとしてでます。場所は国立オリンピック記念青少年センター、国際交流棟『国際会議場』です。時間は14:20~16:40です。ぜひいらしてください。私もパネリストです。

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