松香洋子の元気ブログ

2007年9月13日

名古屋研究会のキッズ発表会

9月9日(日)電気会館ホールで、名古屋研究会主催のMPI方式で教えている先生方のキッズ発表会がありました。出場児童、生徒80人、保護者120人、一般50人の方が会場に入り、大いに盛り上がりました。これだけの大きな催し物を自主的に企画、実施された名古屋研究会の皆様、ほんとうにありがとうございます。頭がさがります。

MPI関連のキッズ発表会は、いわゆる英語発表会に比べて特色があります。
1 小学生から中学生まで幅広い層の子どもが一同に集まって発表をするため、保護者も指導者も15歳になったら「ああなれる」という展望が見られる。

2 子どもたちがいつも、全員、自己紹介をする。その自己紹介がとてもユニークで、ユーモアがあり、楽しい。

3 単なる暗唱大会、スキット発表、スピーチ大会ではなく、どの発表者も発想が豊かで、随所にクリエイティブに工夫をしている。

3 CDやDVDなどを利用して発表をすすめるため、英語のリズムや発音が崩れることがない。聞きやすい、分かりやすい。

4 たくさんジェスチャーをする、なるべく絵や物を見せるなど、聞いている人がわかるように工夫されている。

5 発表の後で質問をしたりして、やりとりを楽しむ。楽しいハプニングを楽しむ。
さらに今回は、前後に一緒に歌う、踊るだけでなく、皆仲良く、大きな声、大きなジェスチャー、スマイル、目線を合わせる、などを練習する機会を会場にいる子ども、大人、全員で楽しみました。

私の楽しみは、低学年児童の生き生きとした動きを見ること、中学年児童の「私ががんばらなくちゃ」みたいながんばりを見ること、高学年児童の恥ずかしさを克服しながらの自主的な頑張りを見る事、中学生が内容的にも英語的にも「う〜ん、さすが!」という発表をしてくれることです。日本では中学生が日曜日に(最近の中学生は忙しいですから)、大勢の人の前で英語で歌ったり、踊ったり、スピーチをしたり、スキットをしたりすることはたいへんに困難なことです。その上に、このような集会では中学生は小学生の手本となって、英語で愛想よく、社交的に振る舞うことを求められるのですが、このことが彼らの人生の一ページとして価値のあることだと、今回も名古屋でますます確信しました。

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