この度の広範囲にわたる豪雨の影響で未曾有の災害が起きてしまいましたが、皆様、大丈夫でしたでしょうか?災害国日本。次々に大変なことが起きて災害に遭われた方々にはなんとお見舞い申し上げればよいのかわからないくらいひどい被害です。どうぞお大事に。
どんどん広がる災害のニュースの他にも、タイの洞窟に閉じ込められた少年たちのニュース、ワールドカップのニュースをちらちら気にしながら、私たちはまったく雨にも降られず、名古屋、桑名、伊勢志摩を旅行しました。
この旅行の目的は、三重県桑名市で今後、グローバルな活動をすすめるために、まずは桑名の良いところ探し、美味しいもの探しでした。参加者は、オーストラリアからは、Judy とBobと娘の明子がきてくれて、東京からは料理家の松木えみなさんが参加してくれました。
この旅行は、名古屋で1泊、桑名で2泊、伊勢志摩で2泊をしました。桑名市では、JudyとBobにはホームステイと禅修行をしてもらい、その間、えみな、洋子、明子の3人は、桑名市の名所巡りと美味しいもの食べ歩きをしました。また、全員で、飾り寿司体験、鋳物体験、すきやきを食べて、桑名市を勉強しました。市役所で市長やブランド課の皆様との会合もしていただきました。
そのあと、JudyとBob, 明子と私の4人は、伊勢志摩へ行き、ここで2016年にG7 サミットが開催されたというホテルに宿泊し、桑名市で実施されたジュニアサミットの素を辿りました。
今回、実際にオーストラリアから二人の西洋人に来てもらって、桑名市の様子をしっかり体験してもらい、レポートを書いてもらいましたが、結果はなかなか厳しいものでした。英語が話せる人が少ないというのはもちろん、靴を脱いだり、畳に座ったりになれていないために起きる大変さや、コーヒーが合わないと言った小さなことから、桑名市の魅力を伝える体制ができていないことへの疑問など、外からみてもらってわかることもたくさんありました。
もちろん、桑名市の皆様はいい人ばかりで、礼儀正しく、謙虚で、優しいのです。名古屋から20分のベッドタウンで生活も便利で安定。それだけに、桑名市が変わらなくてはならないという危機感はなく、グローバル化の必要性も感じていないようで、今回は私のかかげた理念が先走りしました。
三重県桑名市では、今年の11月11日に第1回英語コンテストが開催されます。桑名市のグローバル化は、まずこのコンテストを大成功させることから始めることをあらためて確認しました。ぜひ、11月11日の予定をあけておいてください。そして桑名の将来を担う子供達の活躍を応援してください。