松香洋子の元気ブログ

2017年9月26日

2017年9月6日〜7日 びっくり。大阪の被昇天学院の大変革の大成功! 

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今年も箕面市にある聖母被昇天小学校と、中高のスピーチコンテストにお伺いしたのですが、もうこの学校の変革ぶりには、びっくりし、また、嬉しく思いました。

 

2017年から、この学校は、女子校から男女共学になり、校名もAssumption 国際小学校、国際中学校高等学校となり、小学校には武井校長先生、中高には江川校長先生という男性の校長先生が着任し、大改革です!

 

もともとこの学校は、世界30ケ国に存在する、Assumptionというカトリック学校のファミリーの一員でしたが、今回、その名前をつけた国際部を新設し、英語イマージョン教育、PBL(課題解決)型授業、ICTなどを強化した学校になったのです。学校全部が国際部になったわけではありませんが、大きく梶を切ったことは間違いがありません。

 

9月6日(水)には、国際小学校に入学した男女26名の小1のクラスを1日中、見学させていただきました。近隣の英語幼稚園から進学してきた子供も、はじめて英語で教育を受けるこどもたちもいるのですが、一年生はもちろん全員、元気いっぱい。はじめての運動会をひかえ、もうパンパンの張り切り方でした。

フイリピンから来られたセフィーロ先生とシスターのお二人が、丹沢先生、高木先生とチームを組んで指導に当たっていましたが、これからこの国際派のこどもたちがどのように育っていくのか、本当に楽しみです。

 

9月7日(木)は、恒例のスピーチコンテストに審査員として参加させていただきました。昨年とは違い、会場に男子学生がたくさんいて、雰囲気もかわったのにまずはびっくり。

スピーチコンテストには21名のファイナリストが出場し、中学生の暗唱の部とスピーチの部、高校生のスピーチの部があり、「友達」という話題でも、ホームステイでできた友達だったりして国際性が強いものが多かったです。高校生はさすがで「日本人の幸福度」のこととか、「英語以外の言葉の重要性」とかもありました。どれもしっかりした内容でしたが、もちろん、私としては、来年度にむけて注文もだしました。来年はどうなるか、今から楽しみです。ちなみに私はこの学校のアドバイザーになっています。

 

私立学校という組織が、さらなるグローバル化とIT化をみすえて、大変革をするこことは何も珍しいことではありませんが、それを成功させる、させないは、校長先生のリーダーシップ、職員の一致団結した情熱、努力、それに答える子供たちの参加にあると思います。毎日、毎日、現場では戦いです。その勇気と情熱に感激しました。

 

私と被昇天小学校とのつながり

その1 フォニックスのルールの歌

このブログを読んでくださる方々は多分、♪A says a a a appleというあのメロディーも、♪SHがくっついて声をだしたらsh sh sh という歌もしっかり知っていることでしょう。これらのフォニックスルールの歌は、すべて聖母被昇天小学校でかつて教えていた土井由美先生が作ってくれたものです。土井先生は作詞、作曲はもちろん、歌もうたわれ、ギターもピアノも弾かれて、この歌を子供たちに浸透されていました。それを見た私はすっかり気にいってしまい、それを30年以上も使わせていただいています。すべて「フォニックスチャンツ mpi 2013年」というテキストに収録されています。一生フォニックスのルールをわすれない素晴らしい歌の数々です。

 

その2  WE CAN!シリーズBook 1~Book 6まで

私が執筆をしたWE CAN!というコースブックを採用してくれている学校は他にもありますが、被昇天小学校は、Book 6まで完璧にこなしているすごい学校なのです。その様子は昨年みせていただきましたが、日本でBook 6まで子供達が楽しそうに学んでいてくれる様子は著者として本当に嬉しかったです。今でもそれは続いています。

 

 

 

 

 

 


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