6月21日から7月4日まで孫の海くん(中3)とレオ君(高1)と一緒にイギリスに行ってきました。お孫旅行、なかなかシャレているでしょ?
基本的には、そして最終的にも、遊びに行ったのですが、軽く報告してみます。
① 英語もでき、携帯も得意な海君(オーストラリア在住)をツアーコンダクターとし、「今日は、どこに、どのようにして、行くの?」と徹底トレーニング。1日中、携帯が欠かせない海君ですが、14歳でツアコンはなかなかの職業訓練だったようで、「疲れる」「たいへんだ」とぼやきながら、時には私の分のスーツケースをもって地下鉄の階段を降りるというやさしい子でした。携帯さえあればなんでも検索ができるし、英語ができれば怖いものはないです。イギリスでは普通の英語を話している人は珍しく、あらゆる言葉とあらゆる英語が聞こえてくる国で、世界共通事項は誰もが携帯電話をもっているということでしょうか。
② 一番良かったのは、ロンドンから列車で4時間もかかりましたが、CornwallにあるEden Projectを見にいったことです。2001年にオープンした環境問題を意識した、エデンの園を体感できるような大規模な施設です。世界一の大きな温室群もさることながら、そのまわりの花々の美しいこと。Eden by Tim Smit (Penguin Random House) という本も読み、15年間にわたって夢を語り、地域社会を説得し、国を動かし、240億円という巨大プロジェックトを成功させた人々のロマンを感じました。
③ ロンドンでは、SOHOという飲屋街のど真ん中のアパートに泊まり、British Museum, British Library, Tate Modern, London Tower, National
Gallery, Foylesという大きな書店に行ったりしました。でもロンドンはなんといっても演劇のメッカ。二人のティーンエイジャーの男子をつれてFerryman というタイトルの3時間15分の舞台を見に行きました。もう最高でした。その演技、歌の上手いこと、3人とも夢中でみました。(寝てしまうという予想でしたが)
④ 驚いたことは、ロンドンの物価の高いこと。それにもかかわらず観光客があまりに多く、道をまっすぐに歩けないこと、でしょうか?Cambridge とOxford ツアーとか、Windsor Castle, Bath, Stonehenge ツアーというのにも行きましたが、どこも観光客でいっぱい。昔からあるものを見せるだけでがっちり稼ぐ。さすがは元大英帝国、とついつい思いました。見せ方、やり方、が上手です。日本ももうすこし見習いたいものです。
以上、今年の旅の報告でした。