【Presentation Workbook-プレゼンワーク-の特徴】
プレゼンワークはmpi松香フォニックスが35年間実践・提唱してきた発表教育(英語を使って堂々と発表できる子どもを育てる)を形にした、中、高校生のためのプレゼンテーションの教材です。
まずはじめに、DVDに収録された生徒のサンプルプレゼンテーションをじっくり見ることで、イメージを膨らませます。そうして、伝えたいことを考え、発表内容を書くところまでと、本番での態度や、発表後の観客との質疑応答、コメントの仕方までの一連の流れをシンプルでわかりやすくまとめてあります。
プレゼンに使用する英文やスライドを作る際に気をつけるべきポイントも紹介しています。
【レベル毎のポイント】
Book1:自分のことをテーマとして、声の大きさ、姿勢の良さ、笑顔などに気をつけながら12~15行ほどのプレゼンテーションができるようになります。発表者のプレゼンを褒めるなど、聞き手としてのマナーも身につけます。
Book2:自分の周りのことをテーマとして、日本語で行うプレゼンとは違う、英語でのプレゼンを行う際に必要な構成力を身につけます。述べる内容に根拠を持たせるため、「なぜそう思ったか」「なぜなら」といった“理由を述べる”パートを組み込んだプレゼンを作成します。
自分の伝えたいことを、身体全体を使って表現することで、プレゼンを魅力的に行う方法を身につけます。
Book3:日本、そして世界のことに目を向けたプレゼンを行います。グラフやチャートを用いながら、「伝えたいこと」を的確に分かりやすく伝えられるよう、構成を工夫します。
数字やデータの比較をするグラフやチャートを使うことで、説得力のあるプレゼンができるようになります。聞き手としては、褒めること以外にも疑問や反対意見をコメントとして表現する練習をし、世界に通用する国際人を育てます。
観客を引き込むプレゼンとは?
日本では、説明をしながら最後に結論に到達する話し方をする場合が多いですが、英語でプレゼンをする場合は、「何を伝えたいのか」という点をはじめにはっきりと提示します。それから理由など、詳しい説明を加えて話していきます。
英語でプレゼンをする場合は、観客に問いかけるように話したり、少し大げさな表現を使ったりするのも効果的です。観客にとってイメージがしやすいポイントを、スライドで絵や写真などを用意するといいでしょう。
プレゼンの最後で改めて何を伝えたかったかを述べることで、観客を引き込むことができます。
このような手順でプレゼンを組み立てる方法を、『Presentation Workbook-プレゼンワーク-』では指導していきます。
英語で発表する機会を多く与える
欧米では小さな頃から“Show and Tell”やスピーチをするなど、“発表”する機会がたくさんあるのに比べ、日本人は発表するということにあまり慣れていません。だからといって、日本人がプレゼンができないということではありません。
『Presentation Workbook-プレゼンワーク-』の3冊を通して、子どもたちが発表する機会を多く設けましょう。
回数を重ねることで:
1) 発表に慣れ、発表者の態度、聞き手としての態度が身につく。
2) 自分の考えをまとめ、伝えることができる。
3) トピックを調べて、内容の濃いプレゼンができるようになる。
4) ユーモア交えて、魅力的なプレゼンができるようになる。
その結果、子どもたちの英語力や表現力をぐんと伸ばすことができます。
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