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2015年1月30日

自宅学習を効果的に取り入れ2000時間のインプットを目指そう!

構成:mpi広報課

レポート:小学校英語の現場から

言語習得には2000時間の音声インプットが必要といわれています。2000時間というと、例えば1日約5~6時間英語に触れながら、英語圏に1年間滞在したのと同じくらいの時間になります。またこの場合の音声インプットとは、意味のある英語の音にたくさん触れるということです。
日本で英語を習得する時にも同様、2000時間の音声インプットを確保すると、自然とアウトプットに繋がると言われています。 例えば週1時間・年間42レッスンある英会話学校に通っている生徒にとって、年間の英語学習時間は42時間、1.75日に相当するインプット量になります。単純に時間だけを見るわけにはいきませんが、これだけでは2日にも満たないインプット量です。2000時間を目指すとなると、約50年かかってしまう計算です。
英語だけでなく、ピアノや水泳など、何かを習得するためにはたくさんの練習が必要です。言語の場合は、まずその音声を聞くことが習得の第一段階ですが、英会話学校のレッスンだけでは音声インプットの量としてはとても追いつきません。そこで自宅での時間の使い方が重要になってきます。
毎日15分でも30分でも、ご自宅でCDを聞いたりDVDを見たりして、英語のシャワーを浴びると、2000時間へのインプットの蓄えができていきます。
最初はおうちの方と一緒に初め、習慣化できたら徐々に自分でやれるようにしていくと、英語習得成功の道に繋がります。

レポート:小学校英語の現場から

自宅学習にオススメの教材
自宅で英語を学習するにはいくつかの方法がありますが、音声インプット量を増やすという意味では、DVDやCDを効果的に使う方法が取り組みやすいでしょう。
ここで注意すべき点は、音声インプットといってもただ闇雲に英語を聞き流すのでは意味がなく、子どもの年齢にあった、理解できるレベルの英語を聞くことが大切です。

『Superstar Songs』 DVD、CD付き絵本
フォネミック・アウェアネスを取り入れた歌の教材。
毎朝1曲聞く習慣をつけましょう。保育園や幼稚園の送り迎えの車の中で聞いたり、朝ごはんの前に聞いたりして、習慣化しましょう。
歌だけではなく、「音」にこだわって作っている教材なので、知らず知らずのうちにフォネミック・アウェアネスを取り入れることができ、フォニックス学習に入る前の基盤を作ることができます。
DVDを通して見ると34分、CDは38分あります。このうち1日15分~30分聞く習慣を身に付けると、1年で約90~180時間になります。

その他、幼児や低学年のお子様には、36曲の歌が入った『Songs and Chants』の DVDやCDがオススメです。こちらのDVDは約50分、CDは36分の内容です。

リズムとうたでたのしむ絵本シリーズ(CD付き)、うごく絵本シリーズDVD
まずは絵本を開き、CDを聞きながらお話を楽しみましょう。幼児~低学年の場合は、おうちの方と一緒に、ページをめくりながら絵本の世界を感じてください。 夜寝る前など、ゆっくりした時間などに一緒に聞いてみましょう。CDにはお話に関連する歌も入っています。楽しい歌を聞きながら、お話に登場するフレーズを身に付けることができます。
高学年になったら、一緒に声に出して読んでみたり、内容について話をしたりすることも効果的です。
このシリーズはCD、DVDとも約10分~15分の内容です。

チャンツシリーズDVD、CD付き絵本
幼児から中学生まで使えるシリーズです。毎日5分でも構わないのでチャンツのリズムに合わせながら英語を唱えてみましょう。 英語って楽しいな、日本語とこんなに違うんだ、ということが分かる導入教材としても最適です。
毎日の学習時間を大体決めて取り組むと、インプット量がどんどん増えていきます。
このシリーズはCD、DVDとも約20分~50分の内容です。

Building Blocks Libraryシリーズ

フォニックス学習を始めたら、レベルに合った内容の本を用いてどんどん英語の文字を読んでみましょう。自分で読める楽しさが実感できると、更なるフォニックス学習のモチベーションに繋がります。 音のインプットと同時に文字のインプットも始めましょう。
まずはCDを聞きながら一緒に言ってみる、その後自分で読んでみる、を繰り返し、自分で読める楽しさを家庭学習で実現させましょう。
レベル0~9までありますが、レベル0の音声は10分程度、レベル4で20分、レベル9になると約3時間のボリュームになります。

小学校英語-英語モジュールDVD

小学校のモジュール学習(15分程度の帯時間を効果的に使う学習)用として制作された教材ですが、ご家庭でもお使いいただけます。
1日8分~9分の内容が105回分入っています。同じ歌やチャンツ、子どもの日常会話表現を何度も繰り返す<スパイラルメソッド>方を取り入れており、毎日の繰り返しが効果を生みます。

家庭学習の楽しみ

mpi監修、朝日小学生新聞に連載中の『朝小えいご塾』では、専用のスマホアプリをダウンロードすることで、新聞紙面と連動している動画を見ながら英語の学習ができるコンテンツです。 また、Asahi Weeklyの『100語でニュース』やmpi監修『親子で学ぶキッズ英語』なども、自宅で楽しめる学習コンテンツとして活用できます。
教室で使う教材以外にも、様々な形で英語学習が可能な現代ですので、ぜひ家庭学習の楽しみを見つけてください。
その他、PCやスマートフォンを用いてYouTubeやインターネットのニュースサイトなどから英語の動画、音声に触れることができたり、Tedのサイトで世界の同世代のスピーチを聞くことができたり、世界と繋がっていることをより体感しやすい時代になりました。
自宅学習ではそのような現代のメリットを大いに取り入れて、英語や世界に対する興味を育てて行って欲しいと思います。

mpiでは9年間の一貫カリキュラムを実施していますが、大体1年に220時間以上の音声インプットをすると、9年間で2000時間に到達します。そのためには、1日約30分の音声インプットが必要です。 上記でご紹介したような教材や方法を組み合わせ、1日30分程度の英語タイムをご家庭で作ってみてください。効果が実感できる時が必ずやってきますよ。


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