形容詞を学んで表現力豊かに!
教材『Japanチャンツ』のこだわりの一つとして、形容詞が多く学べるのも特徴です(41個の形容詞が学べます)。
形容詞は人間の感情を表す事ができる単語です。どんな言葉でも、形容詞をたくさん持っている人は表現が豊かです。この教材でたくさんの形容詞をインプットすることで、子どもたちが自分の感情にぴったりの形容詞を使えるようになり、心をこめて表現できるようになってもらいたいと思います。
例えば日本の四季を紹介するページに出てくる以下の文
“In summer, we enjoy the Star Festival. It’s colorful!”の“colorful”や、
日本の観光地を紹介するページで使う“Please visit Beppu Onsen. It’s relaxing.”の“relaxing”、歴史上の偉人を紹介するページに登場する“I respect Murasaki Shikibu. She was a gifted writer.”の“gifted”は、従来の教材ではあまり出てこなかった単語ですが、知っていると表現の幅が広がります。
特に人物の内面的な部分を表現する形容詞は、子どもの教材で登場することが少ないですが、高学年になればより使ってみたくなる単語ではないでしょうか。
年齢別活用法
以下、それぞれの年齢で最も効果的な、『Japanチャンツ』の活用法をご紹介します。
・幼児~小2(音声獲得期)
グループやクラス全体で、好きなページを開いて、CDと一緒にリズムよく言えるようになるまで練習しましょう。日本のことを音声でインプットすることは、この年齢にはとても貴重です。
どんな小さな子どもでも、自分の国に誇りを持てるようになるといいですね。
・小3~小4(文字学習期)
Japanチャンツには難しい発音の単語がいくつか入っています。フォニックス・ルールをしっかり学ぶ時期には、テキストを開き、文字に注目させて、CDで音を確認しましょう。単語の文字と音とを一緒に確認することによって、きれいな発音ができるようになります。
・小5~小6(読み書き充実期)
好きなトピックを選び、Show and Tell用のオリジナルポスターを作りましょう。ポスターの表面には写真や絵、切り抜きを貼り、裏には自分が言う英語を書いておきます。読み書きの勉強にもなり、発表も上手にできるようになります。
・中1~中3(総合学習期)
日本の事以外でも、自分の地域や身の回りの事を、お友達や外国の人に実際に紹介してみましょう。この年齢は、テキストにある基本分に自分の意見を1~2文足して、更に詳しく紹介できるようになりましょう。
日本の固有名詞などを紹介する際、日本語を使う場合は、ゆっくり、はっきり、丁寧に言うことで、相手に聞き取りやすくするなどの気配りができるようになると素敵ですね。
日本を英語で伝える~地球市民になろう!
日本について英語で言えるようになることで、「外国の方に日本を紹介できる」、「世界に日本を発信できる」など、たくさんのいいことがあります。
今では実際に海外に行かなくても、様々な外国の方とおつきあいをすることがありますが、そのような時にお互いに心を開いて、地球市民の一人として堂々とふるまえるようになって欲しいと思います。
しかし、英語で日本のことを説明したり、紹介しようと思っても「言いたいこと」と「英語で言えること」の間にギャップが出てくることもあるので、日頃から練習をしておくといいですね。
英語を学ぶ上で、日本人としてのアイデンティティーをしっかりと持つ事は大切な事です。
例えば『Japanチャンツ』の中には、日本の四季を紹介するページがありますが、“In spring, we enjoy the cherry blossoms.”こんな風に日本のことを紹介できる日本の子が増えることを期待しています!
そして、『Japanチャンツ』を土台として、日本の事を英語で言えるようになると同時に、世界の事にも関心を広げられるようになって欲しいです。
★日本の地理・文化について英語で発信できるようになる!Japan チャンツ
「立ち読みする」ボタンを押すと、教材の音源を聞くことができます。
今回の教材では、日本らしい音にもこだわりました。
|