なぜQAなのか?
アメリカの学校、歴史の授業で、ジョージ・ワシントンについて学ぶ時、まず生徒に出される宿題は「ジョージ・ワシントンについての質問を50考えてきなさい」というものです。生徒は様々に考えてきた50個の質問を授業で飛び交わせ、
ジョージ・ワシントンについて色んな側面から学びます。
常に質問力を鍛えるアメリカでは、小学校、中学校、高校、大学のクラスで、多くの生徒の手が挙がっている光景が見られます。一方日本では、先生が生徒を指名してから答える文化があるため、自分から質問するという力を鍛える機会が比較的少ないのが現状です。
実は質問力というのは、国際社会で自ら考え、疑問を持ち、発言するという意味において非常に大切です。
日本では、英語で質問されるとパニックになってしまう人が少なからずいますが、パニックになると、分かることも分からなくなってしまいます。
質問力、そして回答力を身につけておくと、会話運びが上手くなり、コミュニケーション力を高めることができます。
日本の子どもに英語での質問力を身につけさせたい、という思いの元、誕生したのがmpiのQAシリーズです。
QA-100シリーズではランダムな質問に対して即答できるようになるための練習をし、QA-200シリーズでは1つのQAから更に深く話せるようになるための練習、そしてQA-300シリーズではディベート練習などに発展させていける教材シリーズです。
2014年9月、このQAシリーズに新たに『QA-50 mini book』が加わります。
QA-50 mini book
『QA-50』は、人生で最もよく聞かれる質問10問と、中学1年生で習う動詞の文法を網羅した40問の質問&答え方のパターンを繰り返し学ぶ教材です。
先のQAシリーズと違うのは、文法がパターンに沿って学べるという点、また、“Yes”“No”カードを使ってアクティビティをしながら、質問に対して即答する練習ができる点です。
更にmpiらしい点は、一つの質問に対して通り一辺倒の答え方だけではなく、ほかの答え方も学ぶ“Challenge!”というコーナーを設けているところです。 “Challenge!”では、Question → Answer の次に、更にもう一言返すときの練習ができます。
質問した相手から答えを聞いたら、“Cool!”や“Really?”と反応することで、会話がより豊かになります。
他にも、『QA-50』では、日本の子どもが即決しない質問をわざと盛り込んでいます。
何か質問されたらまず答えてみる!
「Yes!」と言ったら何を言われてもめげずに理由を説明する。
この訓練をすることで、英語での会話、コミュニケーションの力を伸ばすことができます。
質問されたら答えてみる! 答えが返ってきたら、一言返す
『QA-50』で特に日本の子どもたちに練習して欲しいポイントは、
1. 質問されたら“Yes”か“No”か、即答する。
2. 質問して答えが返ってきたら、更にもう一言返す。
3. ペアになり、お互い質問したり答えたりしてみる。慣れてきたら練習時間を段々長く設定し、工夫して会話を続けていく。
このように様々な形でQAの練習をしていると、実はbe動詞を使うだけでも、たくさんのコミュニケーション方法があることがわかります。
QA-50に掲載されている文法パターンを繰り返し練習することで、会話のバリエーションを広げ、質問力を磨くことで、更に国際社会で活躍できる子どもを育てましょう。
使える英語を身につけよう
最後に、テキストの中より特に“mpiらしい質問”を3つご紹介したいと思います。
“Are you a morning person?”
“What’s your favorite food?”
“Is your mom strict?”
いずれも子どもたちの会話の中ではよく使う表現です。
この質問をされたらあなたはどう答えるでしょうか?
ここからまたどんどん会話が広がっていきそうな楽しい質問ですね。
QA-50は文法を学ぶ教材ですが、子どもたちの興味のあるトピックで、活きた英語、使える英語を身につけていくのがmpi流です。
コミュニケーション力と文法力を一度に身につけるQA50問QA-50 ミニブックはこちらから
|