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2023年6月1日

mpiの教材を熱く語るコラム その1 ー英会話たいそうカードブック 1&2ー

● mpiの教材を熱く語るコラム その1

\発売からはや20年/
英会話たいそう カードブック 1&2


同じ会話は2度と起こらない。

場面にあった英会話を学ぶのではなくて、自分で会話を組み立てられるようにならないといけない。
コミュニケーションを学ぶってそう言う事です。

松香洋子がよく言う事です。

『英会話たいそう カードブック 1&2』は松香洋子が留学中に自宅近所の公園で子どもたちを観察して、彼らがもっとも使った96のフレーズが載っています。



96フレーズを8つのカテゴリーに分類し、各カテゴリー12フレーズを教材名の通り、まずは体を動かしながら丸っと自分のものにします。



聞いて、言う練習だけではなかなか96は覚えられませんが、体を動かすので記憶にも残りやすい。

子どもたちはこちらが驚くほど早くおぼてえしまいます。

理由の一つが音楽が絶妙だからだとよく言われます。

体を動かしたくなるような楽曲を提供していただいたお陰です。

さらに、この教材の面白いところは

見開きにほとんど「絵」しかないところ。※ちょっと英語も書いてあります。



これを見ると、指導者の方から

「一体何を教えるんですか?」

「これだけですか?」

とご質問頂くこともしばしばです。

しかもUNIT1の最初から

Hi.

の次は、

Bye.

となってる。

えっ?と私も最初は思いました。

が、子どもはそんな事気にしない。

体を好きなように動かして、どんどんフレーズを覚えてします。

『英会話たいそう』の究極はフレーズを言えるようになるだけではなく、自分で会話をパズルのように組み立てる力を身につける事です。

自分で組み立てる←ここが肝心。

質問に答えるのが「会話」ではなく、トピックを自由に広げていくのが「会話」です。

もちろん、最初からできるわけがなく、最初はHi.とBye.の間に4つのフレーズを並び替えるところから始めます。



肝心なのは(本日2回目)、指導者はお手本は見せるけど、基本は子どもたちにどんどん作らせてみる事。

最初は時間がかかります。

指導者が作った物をやってしまった方がかっこいいし、正しいし、完成度も高い。

ですが、それを繰り返していたらいつまで経っても、質問されることを待つ子しか育たない。

カードが各冊についているのは会話の組み立てをイメージしやすいからです。



「カードの管理が大変なんです!」

ともよく言われます。

でも、それも子どもたちとルールを決めて、彼らに管理させてみて下さい。

こんな所から、自立、自律は始まります。

何歳でも使っていただけますが、小学校低学年が1番適しています。

この時期から会話は自分で組み立てるんだと意識させられたら、彼らはどんどん自分の力で前に進んでいけますよ。

英会話たいそう カードブック 1&2
商品コード:3699
価格:1452円(税込)
内容:CDと切り離して使えるカード付


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