1. 英語を初めて勉強した時の感想
初めて出会った英語を話す人はロッザーリオ!というALTだった。その時、僕は5年生でした。テレビで聞いているような英語ではなく、ペタペタした英語。こんな英語もあるんだ~。という印象。そして、「英語って必要かもしれないけれど、いつ使うんだ?」だと思い、先生の言うことをただただ繰り返すだけだった。内心では「どうせ使わねーだろ」。これは自分だけではなくほとんどの友達(7割くらい?)の人も同じ意見だったと思う。みんな真剣ではなかった。
母親記) 勉強は大嫌い。かといって運動が得意とかいうわけではなく、目立つことも嫌い、学校そのものが合わない、自分のペースを乱されるのは嫌いな末っ子です。甘やかせて育てた「つけ」が回ってきたようです。(反省)
2. 中学校に入ってからの英語
中学に入ってからは英語というものの価値観が変わった。初めて、「勉強しないと点数がとれない」と感じた。さらに、学校で習う英語では「英語を理解できるが話せない」。そう思うには理由があった。学校の授業では、確かに「英語で話してみよう!」ということもやらされる。しかしそれはただ単純に、英語で書いてあるものを音読しているだけ。今の僕たちに求められているのは「英語を使って自分の言いたいことを話す力」だと思う。しかし、正直学校の授業で「話す力」はあまり身につかないものだった。
母親記) 中学生になり、少し机に向かう時間が増えたものの、勉強する習慣が身に付いてなかったため、最初のテストは全教科平均点以下でした。期待はしていなかったけど、現実って厳しい~。「テストは50点満点なの?」という嫌味もあまり効力はなかったです。
3. TAGAKIの第一印象
正直最初は普通の問題集かと思った。しかしTAGAKI10, 20をやってみて、「この中に書いてあることを使えれば話せるようになるかもしれない」と淡く感じた。TAGAKIはただ書くだけだが「考える」という作業が加わることで「頭の中で話すことができる」。すると、不思議なことに楽しさも加わり、英語そのものが「面白く」感じた。これは新しい感情であった。それまで否定的に感じていた「どうせ使わね~」という気持ちから「面白いかも」に変わった途端、成績が上がってきた。(注1)この現象は今でも自分の七不思議の一つだ。今までのテスト勉強は、問題集の英文や教科書の文章をただひたすら暗記して、テストの空欄に埋めることしか考えていなかったが、TAGAKIをしてから、英文そのものを理解しながら自分の言葉となって外に出る。なんかうまく表現できないけど、文法とかを考えるより、まず伝えたいことが先、みたいな。
母親記) このままだと、高校受験は無残な結果に終わることが予想できたので、凶と出るか吉と出るかの賭けでしたが、TAGAKIを渡してみました。誰かに教わるのを嫌がる性格だったので、「自分一人でできる」点がポイントだったからです。息子は人参をぶら下げないとやってくれませんから、もちろんご褒美付きです。しかし、奇跡は起こりました。⑩を全部やり、中一の学年末テストで英語だけ94点を取りました。先生から「誰の見た?」と言われたそうです。ひどくありませんか?
4. うるさい親との格闘
とにかくうちの親はうるさい。元教師ということもあり、口調が教師口調で説教をするときはたまらない。自分からTAGAKIをやるから口出しするなと言っておいたのに「今日はやらないの?」とか言われると、やる気は一気にダウンした。TAGAKIは子ども一人でやった方が身につく。これは絶対だと思う。途中で投げ出したりしたけど、TAGAKI20を終えた時点で英検を受けたら、合格してしまった。(注2)二次試験で"Did you have breakfast this morning?"と聞かれたのでトピック9にあったフレーズ"I have a big breakfast."と返した。気持ちよかった。そしてTAGAKIは一旦休み、受験勉強に突入した。
母親記) 反抗期ということもあり、私の言うことはすべて「うるさい」そうです。にらまれると怖いくらいでした。そんな息子も学年末試験でいい点を取ったとたん、顔つきが変わってきました。自信がついたようです。今まで、何をするにも自信がなかったのですね。調子に乗ったついでに英検3級をやってみたら?と進めました。もちろん人参付きです。英検3級の問題集はやらずにTAGAKI20をやらせてみました。合格しちゃいました。
5. 高校受験を終えて、TAGAKIを再開した時の感想
高校受験という「勉強する行事」を終え、少し余裕ができたのでTAGKI㉚、㊵、㊿に挑戦した。TAGAKI⑩と⑳はTAGAKIの第1部だということに気づいた。受験を終えたばかりで㉚は楽勝だった。でも、TAGAKI㊵、㊿は難しかった。受験前にTAGAKI㉚、㊵、㊿をやるより、受験後にやったほうが身についた気がする。自分の判断は間違っていなかった。(注3)
母親記) まさか、TAGAKIを再開するとは思っていませんでした。人参を思い出したのか、勝手にやり始めました。期待していなかった分、うれしさ倍増でした。「あのさ、今日帰ってきたら、ちょっと英語聞いてくれない?」と言われ、帰宅すると、私を捕まえ、"Today's topic is…"と始め、暗記を披露。驚きました。テキストに「A」と書いてあげたら、うれしそうでした。全部ではありませんが、それから毎日のようにTAGAKI㉚・㊵・㊿で気に入ったところは、帰宅すると暗記の披露をしてくれました。
なりきりスピーチで見聞が広がるTAGAKI 30
Topic 9 Good Dreams
オリジナル文を考えるTAGAKI 40
Topic 5 Fireworks
世界や日本の事をサーチするTAGAKI 50
Topic 8 Gorillas
6. TAGAKI⑩~㊿までやってみて…
自分がTAGAKIを終えて感じたことは、この教材をやれば自分の英語の価値観が「どうせ使わないけどやらなきゃいけないもの」から「面白いからやって当たり前のもの」へと変わった。そして学校の授業と並行してやることで、自分がもっている英語能力も飛躍的に上がった。これまでは、「英語は難しい」など否定的な考えを持っていたが、TAGAKIをやって「英語が楽しい」と思えるようになった。何を一番言いたいかというとTAGAKIは英語の印象が変わると同時に自身の英語の能力を確認でき、かつ英語力を上げることができる教材だと思った。自分の中学時代にTAGAKIに出会っておいて良かったと思った。英語の楽しさを教えてくれたTAGAKIさんに感謝!
母親記) TAGAKI㉚~㊿まではアッという間に終えてしまった。㉚は毎日10トピックで3日。㊵、㊿は毎日5トピックずつ。たった2週間で終えてしまったことに驚きました。子どもって不思議です。こっちがやってほしいときにはやらず、もうあきらめていると全部やり遂げてしまう。期待はせず、信じることが大切ですね。とにかく、勉強嫌いも英語嫌いも学校嫌いも解消されました。TAGAKIさまは神様です!
注1: 期末テストが、中間の54点から94点に上がった。
注2: 英検3級
注3: TAGAKI ㉚・㊵・㊿は2週間で終わった。すべてのページに2回ずつ書き、自分の言葉で言えるようにもなった。
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