子どもと英語ニュース ~今月の新着記事~

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2019年12月20日

日本のことを世界にかっこよくスピーチしよう

美しく咲き誇る桜、すし、黄金のブッダにコンビニ、盆踊り!?
なんだと思いますか?生徒たちが取り組むスピーチのトピックです!

このテキストを手にして…
「今度は英語でスピーチ?おもしろそうだな!」とポジティブに思うのは、実は生徒の方で、
「子どもに英語でスピーチさせるなんて難しそう…」と思うのはむしろ先生方かもしれません。

今回ご紹介するSpeech Navigator 3を使えば、そんな心配は無用。

スピーチの組み立て方を知り、それに沿って内容を書き込んでいけば、自分だけのスピーチを作り上げることができます。
自分でスピーチを仕上げ、発表するところまでできたとき、生徒は自分を誇らしく思い、みんなからの拍手を受け止めます。

では早速、英語スピーチに挑戦しましょう!

このテキストを通して身に付けて欲しいこと

  1. 英語を通して、美しい日本・楽しい日本・クールな日本を知る
  2. いろいろな視点から物事を見る力を養い、興味深いスピーチができるようになる
  3. 楽しいアクティビティ―で仲間と学び、世界に発信できる発言力を身につける

スピーチの内容はもちろん「日本のこと」。
日本に住んでいながら、じつは日本のことをあまり知らない?!私たち。
この教材でいままで知らなかった・気づかなかった日本を発見できます。

教材名がSpeech Navigatorとなっている通り、スピーチが書けて、発表できるようにナビするようにできています。

伝わるスピーチの構成って?

英語のスピーチは構成が大事。以下の3つを通して構成の大切さを体験します。

■1■ Start Your Speech スピーチの始め方

ここでトピックをはっきりアピール。
聞く人の興味を持たせる工夫や説明する方法を学ぶ。
テキストのA, B 2つの見本を見てみよう。

■2■ Develop Your Topic スピーチを発展させ方

  1. トピックの焦点を絞り、テキストのAまたはBの選択肢からひとつ選び、客観的な情報を提供する。
  2. 自分で集めた情報を提供する。本やインターネットで情報を集める。情報は英語で探す習慣をつけよう。
  3. 個人的な体験や考えを踏まえてスピーチを親しみやすいものにする

■3■ Wrap It Up スピーチの締めくくり方

個人的な提案や考えを盛りこみ、印象的に締めくくる

「…うちの生徒たち、英語でスピーチ、書けるかな?」
大丈夫、書けます。なぜなら、Speech Navigator 3には、いろいろと生徒をサポートする工夫があるからです。

「下敷き」を手がかりに書き進める

構成はわかったけど、日本語で考えて、それを英語に訳すのですか?とよく聞かれますが、そうではありません。それの疑問を解決するのは、Speech Navigator3には「下敷き」があることです。
つまり、「こんなふうに書けばいいよ」というひな形みたいなものが用意されてます。最初は写し書きで十分です。それをあたかも自分の意見のように言え(書け)ばいいのです。その後はだんだんと自分の力で書けるようになっていきますよ。

p.6 Useful Expressionsには中学生が使ってみたくなるようなかっこいい表現がたくさん掲載されているので、ここからどんどん使ってみるように促してみてください。

この3つのステップを8ユニット繰り返します。くり返しが大事!英語スピーチ独特の構成を体験し、意外と言いたいことがあることに生徒は気づき、調べる作業も、それを取り込んで書くことも楽しみ始めます。そしてなにより最初より格段に早くできるようになるでしょう。

いつのまにか日本についての知識が深まる

Speech Navigator3を使うと美しく、現代的で、楽しい日本のさまざまな側面をかっこいい英語で語ることができるようになります。
トピックは厳選した以下の8つ

  1. Cherry Blossoms
  2. Sushi
  3. The Great Buddha of Nara
  4. The Bullet Train
  5. Tokyo
  6. Convenience Stores
  7. Paper Folding
  8. Festivals

これだけのトピックを学んだら、生徒たちも(そして皆さんも)結構な日本通になっている事に気づくはずです。

Can-DO評価する!自分で自分を知る作業

学んだあとは、Evaluation Point (p7) のページを使って、自分で自分を評価させます。
スピーチの内容だけでなく、発表時の話し方や、アイコンタクトや姿勢、ジェスチャーなど、英語面と態度面をCan-Do評価させます。自分の事は自分が一番わかっているはずですよね。

今日はどこがよかったかな?
うまくできなかったところはどこだろう?
次はここをもっと調べてみよう…

など、生徒たちの学習の動機付けにも使ってみてください。

英語でスピーチができるということは、世界に向かって自分の言いたいことを発信できる、すばらしい道具の1つです。

生徒たちにとっても、私たち講師にとっても当たり前すぎた日本の良い所を十分に知って、自分のことばで堂々とポジティブに世界に発信できる!
そんな子がどんどん増えますように!

関連教材

子供のための英語で自己表現ワーク Speech Adventure for Kids 1, 2, 3
スピーチナビゲーター Speech Navigator 1, 2, 3

関連セミナー

この教材を使用したセミナーがあります。
mpi小学校高学年・中学校指導法(上級セミナー)
※受講には資格が必要です。


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