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2019年1月21日

スキンシップを取りながら楽しく遊べる英語の歌 第2弾~親子英語のレッスンアイデア~

mpiセミナー講師
水野久江

未就園児の親子英語レッスンで楽しめる歌やアクティビティを毎月ご紹介する、「親子英語のレッスンアイデア」。



今回は、<mpi刊 I like coffee, I like tea チャンツのえほん>から、
親子のスキンシップを取りながら楽しく遊べる歌のご紹介、第二弾です。

 

I like coffee, I like tea:

かぞえ歌、手遊び歌、なわ飛び歌など、英語圏の子どもが聞いて、歌って育つ童謡の数々(マザーグース)が全26曲収録されています。
テキストブック
DVD

まずは歌のご紹介から。

【1】 今月の歌

♪ Humpty Dumpty (#15)

Humpty Dumpty sat on a wall,
Humpty Dumpty had a great fall.

All the king's horses and all the king's men,
Couldn't put Humpty together again.

<日本語訳>
Humpty Dumpty
もとにもどらないハンプティー

Humpty Dumptyは壁に座っていた。
Humpty Dumptyはまっさかさまに落ちた。
王様の馬もけらいも
ハンプティーをもとにもどすことはできなかった。

 

【2】 アクティビティ (あそび方)

親はあぐらをかくように座り、子供をその上にだっこして遊びます。

1. Humpty Dumpty sat on a wall~♪ から
Couldn't put Humpty together again♪ まで
歌いながら右に左にゆらゆら揺れます。

2. Couldn't put Humpty together again♪を歌い終わったら
子どもと一緒にゴロ~~ンと転がっちゃいます。
あれあれ~なかなか起き上がれません。

とってもシンプルな歌あそびですが、子供たちは大好きで、リクエストが起こる遊びの一つです。

この歌を歌う時は汚れてもいいお洋服でもちろんパンツ着用必須です!苦笑

【3】 Humpty Dumptyのはなし

Humpty Dumptyは、英語圏ではおそらく最もよく知られた童謡(Mother Goose)の一つでしょう。
では、この非常にポピュラーな存在である、Humpty Dumptyって誰なのでしょう?

Humpty Dumptyは、ずんぐりむっくりで不器用な人を表現した18世紀のスラングでした。"hump" には「こぶ」という意味がり、「ずんぐりむっくり」を表すことがあります。"dump" には「どしんと落ちる」という意味もあるため、Humpty Dumptyという名前の中にすでに「ずんぐりしたものがどしんと落ちる」という出来事が暗示されていますね。そして、Humpty Dumptyの童謡は、もともとはなぞなぞで、その答えが"卵"だったのです。

Humpty Dumptyは、ルイス・キャロルの児童小説『鏡の国のアリス』(1872年)に登場するキャラクターの一人としてもよく知られています。

何かを落としたとか、何かを割ってしまったとか、失敗したら、このチャンツを言ってみましょうか。

※Mother Goose(マザーグース)は、英米で親しまれている伝承童謡の総称です。英語で童謡を指す言葉としては、Nursery Rhymes(ナーサリーライム)があり、イギリスでは童謡の総称としては、マザーグースよりもナーサリーライムが使われる傾向にあるそうですが、違いとしては、ナーサリーライムが新作も含む童謡全般を指すのに対し、マザーグースは、伝承化した童謡のみに用いられる点だと考えられるそうです。

それでは、今日はこの辺で。また次回をお楽しみに!

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