夏休みの英語の宿題として「絵本」が効果的なのはなぜか? 子どもというのは、自分の能力に合った英語絵本を使用した場合、約1ヶ月程度でお話を暗誦できるようになります。
この1か月というのは、日本の夏休みの期間とほぼ同じ長さなので、絵本を「聞き読み」することを夏休みの課題にするはちょうど良い長さです。 最初は難しく感じていた文章も、CDと一緒に繰り返し読むことで力がつき、夏休みの後半に近づくにつれて、だんだんと楽しく読めるようになります。 そうして、2学期が始まる前には「一人で読めるようになった」という達成感や自信を感じられるようになるのも、とてもよいポイントです。
そして、読書というのは、比較的お子様ひとりで取り組むことができる宿題かと思います。そのため、親の負担が減るというのもメリットになります。
更にお教室では、夏休み明けに「音読発表会」を設定することで、子どもたちの学習へのモティベーションを上げ、よりよい効果を生み出すことができます。
日本語の夏休み課題図書と同様に、夏休みに絵本を読む習慣が付くと、継続して効果が発揮できますね。
“Book Report”の使い方 そうして、夏休みに絵本を読んだ後は、ぜひ“Book Report”を書かせましょう。 日本語のように、「感想文」にするのではなく、「絵が主役」のポスターのようなものを作り、それを発表する場を設けるのも効果的です。 10人に同じ本を読ませても、全員が違うブックリポートを描きます。先生にとっても生徒の違った面を見ることができる貴重な機会となります。
また、それをクラスで発表することで、他者の目線、考え方などもシェアできるという機会は、将来の発表力に良い影響を与えます。 これはぜひ小学校低学年のうちから取り組んでいきたいことですね。
5月31日発売 新刊『リズムとうたでたのしむえほんシリーズ』 最後に、数多ある英語絵本の中で、『mpiリズムとうたでたのしむえほんシリーズ』に興味を持っていただき、イベント会場にお越しくださった方から、それぞれ感想をいただきましたので、ここでご紹介させていただきます。 今後皆様が、英語絵本を選ぶ際の参考となれば、大変うれしく思います。
『Jack and Zak』 「これとそっくりのエピソードが私の子供たちが小さかった時にあり、姉と弟なのでfightやscreamはありませんでしたが(笑)、思わず納得の1冊です。」
「手遊びのついている絵本を探していましたが、なかなか見つからず…。手遊びがついている絵本にやっと巡り会えました!」
『Where's Sam?』 「とにかく絵がきれいなところに驚かされました。写真みたいだけど…写真じゃないよね?と、印刷方法の話まで出て、盛り上がりました。」
「女の子の好きな絵本は多いけれど、男の子が好きな絵本は少ないので、男の子に喜ばれる絵本を出していただき嬉しいです。」
『Benji』 「子どもたちはみんな、パンツが破れるというお話が大好きです!」 「“Benji Bear's Rap”はいろんなジェスチャーができるので、ジェスチャーを考える楽しさがあります。」
mpiの教材絵本は、どれもその年齢の子どもが興味を持って使いたくなる表現を効果的に取り入れられるようにと、研究・開発されたものばかりです。 “Book Report”と合わせて使うことで、夏休みを、子どもたちにとって効果的な英語学習の時期にしてあげましょう!
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