クラス発表 大切にしていること

先日、幼児クラスと小学生クラスにて「クラス発表」を行いました。

幼児クラスと小学生の低学年クラスは、今学期学んできた絵本の朗読や、会話のスキットを披露しました。

小学生の高学年クラスは、スピーチを発表しました。

 

【絵本を朗読をしたクラス】

【会話のスキットを発表したクラス】

【スピーチを発表したクラス】

みんな、練習を積んで本番に臨み、今できる精一杯の力を見せてくれました!

1人1人の成長を感じて、とても嬉しかったです。

 

子供たちに発表してもらう際に、私が決めていることがいくつかあるのですが、今回はその中の2つをお話させていただきたいと思います。

1つ目は、「1人で話す機会を必ず設けること」です。

幼児クラスの場合は、全員で1冊の絵本を読むという発表スタイルになることが多いです。

でもその場合も、読んだ後にその絵本に関連した内容を必ず1人1人に発表してもらっています。

こちらは『A Trip tp Grandma’s House』という様々な形が出てくる絵本にちなんで、”形”を使って子供たちが作った作品です。

絵本を読んだ後に、この作品を見せながら、1人1人自分が作ったものを発表しました。

1人で発表することは、すごく緊張します。

子供たちも上手く言いたくて、一生懸命練習します。

そして、発表出来た時の喜びはひとしおです!みんなすごくいい顔をします!

それが自信につながり、次のステップへのやる気につながります。

これが、私が必ず1人で発表する機会を作る理由です。

 

2つ目は、クラスメイトの発表を聞いて、しっかりリアクションをとることです。

幼児クラスや小学生低学年クラスだったら、友達の発表の後には必ず拍手をする。

高学年のクラスは、クラスメイトにコメントをしてもらっています。

「That was very good!」「I liked your big voice.」など、スピーチやスキットを聞いてどう感じたか、感想を言えるようにしています。

上手に発表することも大切ですが、それと同じくらい”しっかり聞く”という聞き手としてのマナーも大切です。

発表を聞いて、聞き手はそれを受け止め、感じたことを、発表者に伝えることができる、それをまた発表者も受け止めて、今後の糧にする。

こういう双方向のコミュニケーションを自然に回していける素養を身につけて欲しいと願っています。

 

最後に子供たちがスピーチで使った手書きのポスターを紹介します。

I liked your pictures!

新年度も楽しみましょう!