Letter 06.2022

Grace English通信                     July 2022

梅雨がもうすぐ始まりますね。あっという間に夏休みになるのではないでしょうか?もう2022年の半分が終わるなんて本当に光陰矢のごとしです。毎日楽しんで過ごしましょうね。

 

  • 小学生夏休み英検クラスのお知らせはすでに該当者には配布済みです。もらっていない方はご連絡ください。

 

  • 8月まではIT室がメインです。9月からは人数制限が解除されるため、小会議室などの小さい部屋を使用する従来の方法に戻ります。具体的には追ってご連絡いたします。

 

  • 過去にコーチング講座で教えてもらい、気に入っている人間の成長イメージ図を共有します。

 

レベル4       無意識有能(できちゃってる)        →快

レベル3   有意識有能(意識していれば、出来る)            →不快

レベル2    有意識無能(意識しているが、まだ出来ない)                →不快

レベル1   無意識無能(知らないし、できない))                               →快

 

例)日本語にはない英語のthの発音を習得するには

レベル1: Thank youをサンキューやタンキューだと思っています。

レベル2: “thは歯と歯の間に舌を入れて引く時の摩擦の音です”と習い理解はできるけれど、出来ません。

レベル3: 時々それっぽい音ができる時があり、これかと認識しますがいつもできるわけではありません。

レベル4: 意識しなくてもきれいにThank you.と言えます。              といった流れです。

 

強調したいのは、レベル1と4の状態は“快”、レベル2,3の時は“不快”を感じるということです。私も歌のレッスンの課題が出来ない時は「なんで上手にならないのだろう?」と落ち込みます。不快状態に耐えられないからです。それでもレベル1に戻るなんて嫌だと思い、どうにか続けていれば、知らないうちにレベルアップしていくものです。

 

楽しいのは本当に大切です。ただ、だからとレベル1でいるのは本当に満足ですか?人間の魂は進化を好むという性質があります。知らないものを知ったら自分の興味にヒットするものに挑戦したい。→できるようになろうと練習してもすぐにはできない→練習を続けるとできるようになり、出来た時にはその練習が大変だったことは忘れる(快ゾーン)ということの繰り返しが人生だと思います。

 

BBLを「上手にならない」、「私にはセンスない」とかいっているそこの君、もう少し続けて練習してください。英語は言語ですので、やればできるものだと思います。(個人差ありますから、人と比べるものではないです。)

 

不快ゾーンの時は、すねてレベル1の快ゾーンに戻るのではなく、自分の決めたルール(例えばこの本を上手になるために最低一日一回は読む)に従うだけです。すぐできる人もできない人もいろいろですが、自分なりのレベル4にいくために、あきらめなければ必ず到達できます。

宮園美香