当教室ではすべての生徒さんが使用しているTAGAKIシリーズ。幼児はTAGAKI「はじめてのアルファベット」、高校3年生は TAGAKI SDGsに取り組み、1レッスン1トピック、毎年30トピックについて、自分で考えて、書いて、発表するという学習をしています。皆様には長期休みの時にはまとめて暗記して動画をおくっていただいています。このmpi松香フォニックスのTAGAKIシリーズの基礎編(10-50)がこの度特許を取得しました。
以下mpiから送信されたTAGAKIについての記事をお送りいたします。
TAGAKIシリーズは当教室では、このシリーズが初めて発行された2018年より使用しています。実感として、以下のような効果が出ています。
① 1回1トピックを「考える→書く→伝える」という積み重ねによって、生きた英語を使えるようになり、4技能が全般的に成長している。
② 4技能の中の苦手な部分を気づかぬうちに自然に克服している。
③ 英検などの外部試験にチャレンジする生徒が増え、以前より平均1年ほど早く合格している。(例:2022年度は小学6年生の半分程度が英検3級以上に、中学2年生全員が準2級以上に、中学3年生の50パーセントが2級以上に合格しています*3級は中3卒業レベル、2級は高校卒業レベルです。また英検準備学習はレッスンでは行っていません。)
④ ライティング力、スピーキング力があがっている(都立高校スピーキングテストや英検での英作文などの結果に表れています)
(以下mpiからの情報をお伝えします)
「考える→書く→伝える」の3つのステップでコミュニケーションにつながる、新しい考え方から生まれたライティング教材 TAGAKI が語学学習ノートとして認められ、2023年12月に特許を取得したことを2024年1月22日に発表いたしました。
お陰様でTAGAKIシリーズは累計販売部数が20万を超え、教育機関、学習塾、英語教室などで広くご採用いただき、大変光栄です。これからも日本の英語教育に寄与できるよう、スタッフ一同努力してゆく所存です。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
【特許概要】
特許番号:第7399450号
発明の名称:語学学習ノート
特許登録日:2023年12月8日
特許権者:mpi松香フォニックス
![mpi松香フォニックス特許TAGAKI](https://ci3.googleusercontent.com/meips/ADKq_NZLyxJhg3PXwh4DmuSAIMnYktc5Vv-AOruxdNEYZNhlHbJy1gCj9U7ZupefJBeGncnVUlBKF3NyW9fUkjBiI0rt4uv3BYGfvbQ-RWTWXH3dCXq-DMg34nD_okptCxziyA7UFrqjnw=s0-d-e1-ft#https://www.mpi-j.co.jp/contents/shop/mpi/mailpdf/seminar/2024/tagaki_patent.jpg)
■開発背景
従来の英作文指導は和文英訳に代表されるように、内容がすでに決められていて、そこに学習者の考え、意見が反映されることなく進められてきました。穴埋めや並べ替えなどの手法が多用されてきたのは、採点上の都合が理由だったと考えられます。
残念ながらその指導法で学んできた学習者にいざ、自由に英作文を書かせると、文法的な間違えや語彙的な間違えがあり、また伝わらない構成である場合が多く、指導者はその添削に多くの時間を割いてきました。
これからの英語学習に大切なことは、学習者の表現したい内容がまずあり、そのために必要な語彙や表現、文法事項を必要に応じて自然に身につけることと考え、開発、制作に至りました。
■TAGAKIとは
「考える」⇒「書く」⇒「伝える」を繰り返しながら、自分の意見を持ち英語を書けるようになる、全く新しいスタイルの英語ライティング教材です。
TAGAKIを日本語で表記すると「多書き」です。単語ばかり100回書くとか、自分が言いたいことに関係のない英文を文法理解のために10回書いておぼえる、というような「多書き」ではありません。
TAGAKI⑩から㊿まで5段階があり、各レベルで30のトピックを「考えて→書く→伝える」を繰り返すことで学習者は英語面でもメンタル面も成長してゆきます。
これまでのライティングには常に「正解」というものがありました。この「正解」は文法的な正しさを判断しているにすぎません。
英文ライティングというのは本来、まず始めに表現したい内容ありきで、文法的な正しさはその次にあるべきものです。
学習者が英語で伝えたいことに、正解も不正解もないのです。そこでTAGAKIは添削しない英作文学習法を模索しました。
基本文を提示し、自由に書ける部分を限定しながらも自分の伝えたい内容にあった単語を選び、通じる英語になるように誘導しています。
初期段階では書き写しも多くなっていますが、段階が上がるにつれて英語力が徐々に伸びるように様々な足場掛けと工夫がされています。
また書くだけで終わらずに、書いたものを音声化して伝えるステップが入ることで、従来型の学習法では身につかなかった英語力、発信力が身に付きます。
■TAGAKI特別サイト
https://tagaki.jp/