学校で習ったのにどうして英語が喋れないの

海外に行ったとき、外国人に道を聞かれたとき、思うように話せなかった、こんな経験はありませんか?私たちの時代は中、高校と少なくとも6年間は英語を習ったのに、話せない、それはなぜか。単語、文法も勉強したのになぜ?

それは私たちが学んだのは知識だからです。もちろん知識も大事です。でも知識はGoogle様に聞けばよい時代、必要なのは使い方を学ぶことです。では使い方はどうやって学べばよいのでしょう。今日は3つのポイントに絞って、学び方についてお話させて頂きます。

1. 単語を知っているだけでは使えません。単語ベースでなく、文を丸ごと塊でリズムごと覚えてしまうのです。通じる英語はリズムから、そして覚えたら単語を入れ替えてどんどん使って体験を積むことです。英会話たいそうで行っている指導法です。

2.テストでは質問と答えを書けば〇がもらえますね。でもそれだけでは会話は途切れてしまいます。そこで質問→答えだけでなく、反応、コメント、相槌の打ち方を教えるのです。そうすると相手も、この人は僕の話を聞いているな、と安心するのです。中学生以降は、一文加えて話しを発展させる手法を教えていきます。

3.もう一つはジェスチャーを使って、表情豊かに話す練習をすることです。コミュニケーションの70%は言語以外と言われています。70%も?と思うかもしれませんが、若い頃世界55カ国を行き当たりばったりの旅をした経験からも、それは事実と言えます。安宿に泊まっていたので、当然英語は通じません。そういう時は、簡単な単語やジェスチャー等で交渉したり、コミュニケーションをとったものです。また棒立で話すよりも身振り手振りを使って話す方が、自信があるように見えるだけでなく、楽しいです。楽しく学ぶ、は当スクールのポリシー、Play and Learn の名前の由来でもあります。

英語で人を元気にしたいと考えています。コミュニケーションとして英語を学べば、使う楽しさが分かります。子供ばかりでなく、たくさんの人を元気にしたいと考えています。

学びは楽し!

インターナショナルパブリックスピーキングクラブで、スピーチや司会、フィードバック等、楽しんでいます。生徒が学ぶなら私も学ぶ、いくつになっても学びは楽しいものです。

このクラブにはいろいろな国の人がいます。バックグランドも様々。いろいろなスピーチをしてきましたが、16本のうち10本でベストスピーカー賞を取ることが出来ました。ノンネイティブでもネイティブにスピーチで勝てる、このことは英語指導者としての自信を与えてくれました。自分の伝えたいことを自分の言葉で紡いでいく、いろいろなスキルを学んで生徒たちに還元していきたいと思います。

メンバーが書いてくれたコメントシートは宝物

発表会 2018

年長さんと小1クラス、絵本を1冊、良い発音とリズムでと読み切ることが出来ました。通じる英語はリズムから。元気いっぱい!

自分のメッセージを自分の言葉で伝える、ゴールを見事に達成したプレゼンでした。卓球のパーフォーマンスもカッコよかった!

 

元気に歌って踊って、会話ショーを披露。絵本も表情豊かにジェスチャー付きで朗読しました.

指導者育成セミナー開催

画像

今年も小学校英語教育指導者認定協会のトレーナーチームの仲間と英語指導者育成セミナーを開催しました。雨の中たくさんの先生方にお越し頂き、お陰様で満員御礼。嬉しいことに半分がリピーターでした。講師として参加するのは今年で3回目ですが、英語教育大改革の波が押し寄せているなか、皆さんのテンションも年々アップしているのを感じます。この仕事の楽しさを少しでも多くの先生方に体験し、現場で生かして頂けたらと思います。

2016年度発表会

当スクールでは、発表教育というものを大事に考えています。
日本ではなかなか英語を話す機会がありません。そこで、年度末に発表会を行い、たくさんの人の前で発表するという機会を設け、経験を積んでもらうわけです。また発表会は生徒達の成長を保護者の皆様にご覧頂くよい機会でもあります。今年も約130名の人が集まりました。
発表会を見て頂くことにより、どういう風に生徒達が成長していくのか、また何ができるようになるのかをご覧頂けます。
今年は長年手塩にかけて育てた高校生の卒業スピーチもありました。2年前に卒業証書を渡してもまだ通い続けてくれた生徒達です。途中プロジェクターの不具合でパワポが止まってしまうこともありましたが、生徒たちはアドリブを入れながら上手に5分間弱のスピーチを仕上げていました。その姿を見て、成長を感じました。ゴールは、自分の言葉で自分の意見を堂々と世界に向けて発信できる子を育てることです。育ってくれたと思います。ありがとう。

小学校英語指導者トレーナーによるセミナー

11月6日、毎年恒例になったNPO 小学校英語指導者トレーナー有志による「小学校英語 指導者セミナー」を横浜にて開催しました。小学校教員、中学校教員、民間での英語指導者、これから英語指導に関わりたい方など、多くの皆様にご参加いただき、定員の80名が満席。熱気あふれる一日となりました。
私はアクティビティーを通してコミュニケーションの素地を作るというワークショップを担当させて頂きました。当教室で行っているアクティビティーを紹介し、いらしていただいた先生方には生徒になって、また先生役になって体験して頂きました。みなさんの笑顔と積極的に活動している様子をみて、これからの英語教育に明るい光をみました。知識の詰込みでない英語教育、リズムごと表情豊かに使い方から教えていくコミュニケーションのための英語、英語は使うから楽しい、人と関わるから楽しいのです。

コミュニケーションを英語で教える

昨日は多摩研究会というところで、先生方に英会話たいそうという教材を使って、アクティビティーを通してコミュニケーションの素地を作る指導法を講義させていただきました。
この教材は小学生が初めに使う教材ですが、英語のいろはを教えてくれるだけでなく、英語をリズムごと、文丸ごと、表情豊かに言えるようになる魔法の教材です。歌って踊って、アクティビティーやゲームを通してどんどん使っていく、だから楽しいのです。当教室では1年間で学ぶ96文を、言い換えの練習をすることによって、150にも200にもしていきます。
おかげさまで満員御礼、ベテランの先生も多かったので、皆さんぶつかりそうになりながらもパワフルに歌って踊って活動していってくださいました。
体が動けば、心が動く、心が動けば頭が動く、コミュニケーションを学ぶにはまずは楽しいと感じること、そして心を開くことが大事なのです。

発表会2016

恒例の年度末の発表会を行いまいした。人前で英語を話すためには勇気が必要です。そこで当スクールでは、発表教育を大事にしております。

緊張した生徒もいたと思いますが、どの生徒も、楽しそうに堂々と発表していました。

 

小学生は歌、会話、絵本等、中学生、高校生はトークショー、プレゼンテーションを発表しました。英語を身に着けるには長い年月がかかりますが、生徒たちがどのように成長していくかをご覧いただけたと思います。

 

プレゼンテーションスキルを身に着けることは、勉強、仕事、面接等これからの人生に大いに役に立ちます。今回もパワポを使って発表してもらいましたが、こうしたビジュアルエイドは大切です。中には琴を弾いてくれた生徒、また歌で観衆を引き付けた生徒など楽しい発表がありました。

 

9年間カリキュラムの最終学年のK君は“For better communication”というタイトルで、コミュニケーションのための英語を学ぶ楽しさ、この英語教室のことを語ってくれました。一番話したいことを話しなさいと言って彼が決めたものですが、先生冥利に尽きるスピーチでした。

 

コミュニケーションを軸に、トップダウンという指導法で育てている生徒たちです。この教室の最終ゴールは自分の意見や考えを自分の言葉で伝えることです。そのためには自分の意見や考えを持つことが大切です。

 

今年度もそれぞれの新しいゴールに向かって、楽しく英語を学んでいきましょう。

指導力育成セミナー&ワークショップ

 先日、先生方対象のセミナー、ワークショップを神奈川トレーナーチームで開催しました。80名の募集でしたが、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶり、当日は雨の中91名の方がいらしてくださいました。

いらして頂いた先生方には児童になり、先生になり、only English の指導方を体験して頂き、全員にデモレッスンをして頂きました。

英語教育は今過度期にあり、数年すると小学3年生から必修化し、また5年生からは評価も入ると言われています。2020年からは大学入試も4技能を試す試験に変わっていくと言われています。つまり読む聞くと言う受け身の英語ではなく、話す書くも多いに試されるようになります。そのためには小さい頃から、only English の授業で英語だけの環境に慣れ親しみ、知識としての英語ではなく、コミュニケーションのツールとして使っていくことが大切です。そして何より、小学生のうちに英語を使う楽しさを体験することがとても大事です。英語を使う楽しさを知った児童はおもしろいように伸びていきます。

元気にデモレッスンをしている先生方を観て、この元気と指導法のノウハウを持って、それぞれの現場で、一人でも多くの子供たちに英語の音の楽しさを、使う楽しさを伝えて頂ければと思いました。

お疲れ様でした。

発表会

先月末に宮前市民館で発表会をしました。会場には約100人の方が来てくれました。

発表会は生徒達にとって、大勢の人の前でスピーチをする良い機会です。英語を話すには慣れと度胸が必要です。また大勢の人の前で身振り手振りを使って堂々と話す、アピール出来ることは一つの大事なゴールでもあります。

レッスンで何度も何度も使ってみる。そして発表する。子供たちはこうした経験をひとつひとつ積んで、自信をつけ、また次なるゴールに向かって進んでいきます。

どの生徒も堂々といつものように、発表していました。そして終わった後は、自信が付いたのでしょう、この笑顔。 You did excellent job!!!