教育の大局のゴール

レッスンが3度の飯より好きな私にとって、子供達の笑顔は元気の素ですが、最近嬉しい報告が次々と。

小学6年生のクラスの生徒達が、私がやれと言っていないのに勝手に((笑)英検を受験し、「ティーチャー、英検合格したよ。」とスコア表を見せてくれます。4級、3級、準2級と合格してきます。もちろんレッスン中に試験対策は全くしていません。「よく頑張った。そしてよくチャレンジしたね。」と言うと、「ティーチャーがチャレンジしているから僕もチャレンジした。」と。私が世界大会にチャレンジしたのは、生徒に背中を見せて、チャレンジする子に育って欲しかったからということもあります。

私の教室のモットーは英語を机上の勉強にしない、使える英語を楽しく身に着けるです。そしてmpiの指導法は、英検にも十分対応することを証明してくれました。リスニングはみんなほぼ満点でした。小さい頃からたくさん聞いたおかげです。

合格した生徒はもう次の級の勉強を始めるとのこと。勉強が楽しいのでしょう、自ら学ぶ、自立した学習者になったということです。これは教育の大局のゴールの1つですね。

学んでいる生徒も教えている私も楽しくて仕方ないのです。

 

インターナショナルスピーチコンテスト

今年もインターナショナルスピーチコンテストに出場しました。大事な1文を言い忘れてしまいましが(;^_^A、結果は3位。
世界大会にチャレンジするのはこれを見た生徒達、日本の若者がどんどんチャレンジしてくれるきっかけになってくれればと思うからです。
世界に堂々と発信できる子供を育てるは、当教室のゴールです。それならばまず、先生がやってみなければ。
ホストはインドでしたが、コンテストは若者を育てるため、MC等はティーンエイジャーが担当します。コンテストはzoomで行われましたが、テクニカルも含めスムーズに進行し、かわいらしく、頼もしく、賢く、有能な若者を見てなんだか嬉しくなりました。そして日本の若者ももっと世界に場に出て欲しいなとつくづく思いました。

世界大会できついのは時差、去年の出番はam3:30のライブ発信、コーヒー5杯くらい飲んだような記憶があります。今年はpm11:00、去年に比べるとぐっと楽でした。そしていろいろな人たちと繋がって、世界に発信するのは楽しかったです。

これからも世界の広さをスピーチの楽しさを生徒達に伝えていきたいと思います。

#英語でつながる世界

#世界にメッセージを伝えよう

ハロウィン発表会2021

子供達が楽しみにしているハロウィンパーティー、いつものように集まってパーティーをすることは、まだ出来ません。

そこでオンラインハロウィン発表会、仮装してみんなで繋がりました。

幼稚園生、小学校低学年は自己紹介と歌の発表、みんな自分を画面の真ん中において元気よく話すことが出来ました。

中学年からは全員がスピーチをします。見ていて楽しくて分かりやすい発表をすることがゴールでした。朝ご飯を見せてくれた生徒、ペットと登場した生徒、バック転をした生徒、みんな工夫して、オンラインならではの楽しいスピーチをしてくれました。

中学生、高校生は、TAGAKI Three reasonsからテーマを選びスピーチしました。例えばindividual sports or team sports(個人競技か団体競技)のように相反するものの一方を選び、なぜそちらがよいかを3つの理由を話します。3というのはプレゼンやスピーチにおいて大事な数字です。それ以上多いと心に残らないし、少ないと物足りないからです。構成よく話す、分かりやすい発表がゴールでしたが、パワポを使ったり、フリップを使って、楽しいスピーチをしてくれました。

みんな笑顔で堂々とスピーチすることができていましたね。

オンラインで発表するということは一人一人がしっかり発語しなくてはなりません。オンラインで発表するようになってから、ぐっと伸びたなと感じます。今出来ることを大切に、楽しく学んでいきたいましょう。

終わった後の子供達の笑顔が印象的でした。

残念なのは、オンラインだとお菓子があげられないことでした?

世界大会準優勝しました!

Agora international speakers のインターナショナルコンテストが今年はネパールで開催されました。今年はzoomでの開催、スピーチのオリンピックです。
日本代表スピーカーとして、ストーリーテリングの部門でスピーチをし、準優勝しました。遠い昔サウジアラビアに暮していたころ、砂漠で遭難して、遊牧民に助けられた実話を語りました。
私の英語教室のゴールは、世界に向かって発信できる生徒を育てることです。それならばまず先生がやってみようと。
ユースの部門のあり、ティーンエイジャーのみならず、小学生も自分の考えを堂々と世界に向かって発信していたのが印象的でした。日本からもいつか出場させたいなと心から思いました。
mpiの指導法は、子供達をここに連れてくることが出来る指導法です。日本人はなかなか世界に向かってスピーチをする機会がないので、前例を作り、結果を出せたこと嬉しく思います。そしてこの経験を次の世代に、生徒達に還元していきたいと思います。
英語は世界とつながるかけはしです。
https://youtu.be/sTJaLNTZoIY

世界を知ろう Around the world

今年はコロナ渦で、学びのスタイルが大きく変わりました。
出来ないこともたくさんあるけれど、出来るようになったこともたくさんありました。私はスピーチクラブに所属していますが、ミーティングでは世界中から仲間が集まって、楽しく学んでいます。世界は近くなったと感じています。

実際に海外に行かれなくても、オンラインを使って世界を知ることは出来るはず、ステイホームが推奨されている今だからこそ、子供達に世界を見せてあげたいと思い、Around the world と題して、世界の違いを知るクイズコーナーを取り入れています。私はサウジアラビアに暮していた頃、世界を見たいと思い、55カ国行き当たりばったり旅をしてきました。そこで見た日本との違いや、面白かった経験を、写真を見せながらクイズ形式で出しています。世界の違いを知って、違いを楽しめる生徒を育てることがゴールです。

今回はアフリカ、ケニヤからの問題です。皆さんも考えてみてね。

ちなみにケニヤは私の一番好きな国で、息子の名前もKenya です。

これはマサイ族の学校を訪ねた時の写真です。彼らは何を勉強していたでしょう。
1. 算数 2.日本語 3.フォニックス(アルファベットの音)

マサイ族は高くジャンプすることが出来ますが、彼らはあるもので作られた靴を履いていました。何で作られた靴でしょう。
1. 葉 2. 皮 3. タイヤ

世界にはいろいろな常識があって面白いですね。
国の数ほど常識があると言っても過言ではありません。
正解は2問とも3です。
google earthやvirtual tourの動画もあるご時世、2次元ですが、リアルに世界を感じることが出来るかも。

Happy halloween オンライン発表会

今年のハロウィンは集まることが出来ないので、Happy Halloween オンライン発表会でスピーチリレーをしました。オンラインならではの分かりやすくて楽しい発表をすることがゴールです。
ハロウィンケーキ?を焼いて見せてくれた生徒、大好きなぬいぐるみと腹話術で会話ショーを発表してくれた生徒、ペットを見せてくれた生徒、マヨネーズで世界を救う?スピーチをしてくれた生徒等々、個性豊かな発表となりました。
オーストラリアからゲストを招いて、日本との違いを紹介してもらいました。
コロナ渦で出来ないことはたくさんあるけれど、今だから出来ることもあるはず、今できることを大切に楽しく学んでいきましょう。

夏休みは何のためにある?

夏休みは何の為にあるかご存知ですか?それは学校の先生が普段できない勉強をするためだそうです(by ちこちゃん)

来年度から小学校で英語の授業が必修化されますが、先日、小中学校の先生方対象のセミナーを開催しました。おかげさまで全国から100名を超す先生方が集まり、盛況のうちに終えることが出来ました。

私は英語教育アドバイザーをしてきた経験から、「外国語授業を成功へと導くコーチング」についてお話させて頂きました。成功していく先生方には共通点があるからです。またワークショップをして実際に皆さんにも動いて頂きましたが、反応もよく、先生方の熱意も感じられました。ありがたいことです。

来月は横浜にて、小学校英語指導者育成トレーナーのメンバーで実践セミナーを行います。夏休みが終わってもまだまだ勉強は続きます。

 

発信力を鍛えよう!

あなたは何のために英語を学びたい、あるいは子供に学ばせたいですか?

テストでよい点を取る為ですか?例えばテストには、質問に対して答えが一つの場合が多いです。一方実際のコミュニケーションには、答えは一つではなく、いろいろな答え方があります。また質問、答えだけでは会話は続きません。”Really?”” Me, too.””That sounds exciting!”等反応することが大事です。日本人は反応が少ない人が多いですが、欧米では黙って聞いているだけだと、本当に聞いているの?と思われてしまいます。コミュニケーションとはそういうものです。

今年から学力テストにスピーキングが入り、その結果を踏まえ、課題が浮き彫りになりました。4技能(聞く、読む、書く、話す)と言われますが、日本人の一番弱いスピーキングが2領域、やりとりと発表に分かれました。つまりコミュニケーション力、発信力を育てることが必要というわけです。先ほどテストの話をしましたが、こうした生きた英語を学べば、テストはおのず取れるようになります。また自分の言いたいことを自分の言葉で伝えられるようになると、学びが楽しくなります。

当スクールでは、英語の楽しさを体験しながら、コミュニケーション力、発信力、基礎学力を育て、世界に向かって自分の意見を自分の言葉で発信できる生徒を育てています。そしてそのためには自分の意見を持つことも大事ですね。

これは大人にとっても楽しいことだと思うので、大人対象のクラスも考えています。これからも英語の学びについて発信していきたいと思います。

 

英語教育どう変わる? (大学入試編)

今まで変わると言って、なかなか変わらなかった英語教育ですが、大学入試が変わることによって、小、中、高校も変わらざるえなくなってきます。そこで今日は大学入試についてお話します。2020年から大学入試が変わる、でもどんな風に?

民間試験を使って、読む、聞くに加えて書く、話す力が問われてきます。使える民間テストは8種類(英検、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC)です。それぞれ目的が違うのにどうやって比べるの?と思うかもしれませんね。CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)という世界基準を使って測られます。こちらは6段階に分かれていますが、残念ながら日本の高校生の8割が、書く、話す力において最低のレベルに留まっています。ここを何とかしなくてはと言うことなのでしょうね。

一方大学入試において、どのように民間テストを使うかは様々です。英語の苦手な受験生をはじかないように受験資格を低いレベルに設定している大学もあれば、高ランクを取ることが有利に働く大学、学部もあるでしょう。過渡期なので、まだ決定していない大学も多いのが現状です。

一つ言えることは、文法や知識を知っているかではなく、何が出来るか、英語を使えるかを問う試験になってくるでしょう。例えば長文を読んで、要約が書けるとか、自分の意見を構成よく言えるという問題が増えてくるでしょう。そのためには読むだけではなく、聞けること、話せること、書けることが必要になってきますね。

2020年から始まる共通テストでも、筆記とリスニングの割合が50%:50%に変わり、リスニングが30%増えます。またリスニングテストは今までは2回聞くことが出来ましたが、1回のものも含まれます。

こういった能力は一朝一夕では身に付きません。英語を聞く習慣をつけ、使う練習をし、自分の意見を発表し、楽しく4技能5領域(聞く、読む、書く、話す=やりとり/発表)を伸ばしていきましょう。

 

2018年度発表会

発表会無事終了!
これからの英語教育、人前で堂々と発表できること、自分の意見を自分の言葉で伝えられることが大事だと考えています。生徒にこうした機会を与えて経験を積んでもらうための発表会。

パワポのリモコンがうまく動かなかったりトラブルはありましたが、生徒たちは頑張って最後まで堂々と発表してくれました。自分の意見を自分の言葉で伝えるという、当スクールのゴールを達成していました。Well done!

保護者の皆様からも、発音もよく大きな声でできていた、司会の生徒もよかった、他の生徒さんたちの成長も楽しみ等、いろいろなメールをいただきました。感謝!

また新たなゴールに向かって、楽しみながら進んでいきましょう。