アメリカのレストランでのチップについて、続編です。
さて、レストランといってもいろいろな種類がありますが、初めは「マクドナルドでもチップを渡すのだろうか??」と不安になっていました。
チップを渡すべきレストランは、案内係(seater といいます) がお客さんを席まで案内してくれて、seater とは別の、server が専属でサービスをするスタイルのレストランです。
マクドナルドなどやフードコートでは、カウンターで食事を注文して、自分で席を選んで自分で食事を運ぶので、誰に対してもチップを渡す必要はありません。
念のため??にカウンターに ”tip” と大抵 手書きで書かれた瓶などが置かれていることが多いので、気が向いたら1ドル札などを入れたらいいと思います。入れなくても、まったく問題ありません。
ちなみに、
seater (お客さんを席に案内するスタッフのこと)について追記します。
アメリカのレストランでの、日本から来たお客さん「あるある」は、
seater に注文してしまうお客さんがいることです。seater は席に案内をするだけで、オーダーは取りませんので、日本の居酒屋やファミリーレストランのように、席に案内されるなり「とりあえずビールをください」や「もうオーダーしてもいいですか」的なオーダーはできません。
だいたい seater は
“Your server will be right with you.” ~今あなたのサーバーがきますからね。
と言って去っていくのですが、その英語が聞き取れないのと そんなルールは知らないのとで、
必死にseater に注文をしようとする日本人のおきゃくさんを何度か見たことがあります。涙
また、
tip の関係もあり、自分のテーブルの担当サーバーは決まっていますので、日本のように、お店のスタッフなら誰でも捕まえてオーダーをしたり、何か頼み事をしたりすることも基本的には できません。
日本式に、だれ彼かまわずスタッフを捕まえようと手を挙げてアピールする日本人のお客さんを何度か見たことがありますが、とても恥ずかしく思ってしましました。涙
サーバーに用事があるのに、自分のサーバーが忙しいのかなかなか自分たちのテーブルに来てくれない時には、
“Excuse me.” といって誰かを捕まえて、
“Can I get my server please?” ~私のサーバーを連れてきてもらえませんか?
とお願いすれば、そのうちに担当のサーバーが来てくれるはずです。
自分たちがサーバーを探さなくても、誰かに「サーバーを連れてきてくれませんか?」なんて頼まなくても、いつもサーバーが自分たちのことを気にかけてくれていて、「あれが欲しいな~」と思う前にサーバーがさっとサービスをしてくれるレストランであれば、
いいサーバー、いいレストランですね。