雨ニモマケズ

mpiの雨ニモマケズ英語朗読プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。また、宮澤賢治のオリジナル版も英訳もどちらも掲載されています。

★mpi本部より東北地方太平洋沖地震への新たな支援策が提供されています。皆さんに買っていただいた宮沢賢治作品の英語版の中から、「I will not give in to the rain」を朗読しているところをビデオ撮影しYoutubeに載せると、mpiより1件につき1,000円が義捐金として送られます。詳しくはこちら『I will not give in to the rain』朗読動画による義援金募集のお知らせをご覧ください。是非「Let me try!」してください。締め切りは5月31日です。

★★締め切りが7月31日に延長されました。その日までトップに置かせてください。購入してくださった皆さん、締め切りまで後2ヶ月あります。この延長は天の恵みみたいです。練習セッションと録画セッションを設けます。

———6月21日(火)———

6時の大人クラスで第1回目の練習セッションをしました。飛び入り参加のKは去年のクリスマスに作務衣を着てこの詩の朗読を発表したことがあります。でも、あのときは発表直前に頭が真っ白になったとかで自分では満足いく発表ではなかったとか(ふむふむ)。K子もY子も4月に義捐金としてこの本を購入してくれてから何度も聴いてくれてるようで、始めから雰囲気をよく掴んでいました。それより何より日本人にとってこの詩は心に染み付いているものだから、英語になっていても感情移入がしやすいのかもしれません。全体を聴いてから、元々朗読が好きなY子とK子に交代で日本語で読んでもらい、次に英語の行をパートごとに練習しました。

私は”You don’t have to be afraid.”の箇所が来ると涙がこみあげそうになります。私が死ぬときには、愛するみなさん、このことばをお願いしますね。喧嘩や訴訟があるとき、つまらないから止めろと言うとき、Kの”Stop it.”をもっと強くとか言ってしまいましたが、ここは弱くていいんですね。翌日、YouTubeで岩手弁で朗読するビデオを何本か見ました。どれも強くなんて言っていません。あくまでも優しく温かくのんびりと達観したトーンです。

来週の第2回目が楽しみです。みなさまの飛び入り参加を歓迎します。

——-6月28日(火)———

今日はDVDで2回しか練習できなかった。Kが暗記しようと言ったけど、暗記しなくてもいいし、例え暗記してても本番(7月7日の七夕発表会でやるつもり)で頭が真っ白になる可能性もあるので、本は開いていた方が安心である。今日、初参加のCに日本語朗読をお願いしたかったけど、7月7日は仕事が忙しくギリギリになるようなので断念する。もう一つの出しもの「バナナじゃなくてbananaチャンツ」の方をがんばってね。今日は3人がそれぞれ朗読するパートを決めた。文節ごとに担当を決めた(Y子 → K子 → K → K子 → Y子 → K → 全員)。DVDのカラオケを使おうかと思っていたが、音楽なしで行くことに決定。では、7月7日、がんばりましょう!

———7月26日(火)撮影当日———–

昨日の6時過ぎから朗読をビデオ撮影した。先ずは、全員参加版。順序はYくん(日本語)→Tくん(英語)→Yくん(日)→M美さん(英)→Tくん(日)→K子さん(英)→Tくん(日)→Kさん(英)→Tくん(日)→Y子さん(英)→Tくん(日)→全員(英) みんな、はじめからあまり緊張もせず、すごくいい出来! ただ私の撮影技術が安定せず。Y子がオフィスから可愛い三脚を持って来てくれ、それで落ち着く。2回練習して本番となる。上出来! だれか「家族みたいだね」とつぶやいてたけど、ほんと、アットホームな感じに映ってる。晩ご飯前にお疲れさまでした~。

次に個人版。全体版でエネルギーの大半を使ってる筈なのに、それをぜんぜん感じさせないところが偉い。K子もY子もそれぞれの人生経験が朗読に重みを与えていて聴いていて思わず胸が熱くなる。あとはKさんを残すのみ。

今日は私の56回目の誕生日。この朗読セッションは忘れられない最高のプレゼント。

—–7月27日(水)—–

YouTubeへ載せるのは初めてでしたが、何とか第1弾として
全員での朗読を載せることができました。 参加者の皆さん、いかがでしょうか。You did a very good job!!! 私はとても気に入っています。6人がそれぞれ持ち味を出していて、夕べ遅くから何度も見ています。ビデオの説明の箇所には、K子さんから聞いた竜の話も入れました。ニコニコと可愛らしい笑顔のYくんの表情がとてもいいです。雰囲気をグッと明るくさせてくれてます。Tくん、たった1回の練習でしたが、大きい声で堂々と上手に読めましたね。弟のYくんが「もっと遅く」とか「もっと速く」とかささやいても、決して怒らず優しくニカっと笑って、読み続ける姿に私はぐっときました。M美さん、とても落ち着いてできましたね。義援金のお知らせをホームページで読むと直ぐ絵本を購入してくださり、朗読を引き受けてくれたのは1週間前だったのに、お台所で料理しながら一生懸命練習してくれたこと(Tくん弁)私は忘れません。ありがとうございました。後の3人は個人版でフィードバックさせてくださいね。

—–7月28日(木)—–

今日はK子さん朗読のビデオとY子さん朗読のビデオを2本YouTubeに載せました。二人とも3月に直ぐ絵本を購入してくださり、もともと絵本や朗読が好きなだけあって、心のこもった朗読をしてくださいました。私も後で録画してみましたが、何度もとちってストップしてしまいました。だから、二人が一度も間違えず読まれたこと、敬服しています。英語の詩の意味をしっかり解釈し、それぞれが「ここはこう読もう、ここはこうしよう」と工夫されていたことがよくわかります。思いが伝わってくるすばらしい朗読をありがとうございました。

—–7月29日(金)—–

今日はKさんが夜勤明けの日。夕方から録画する。コンピューターのスクリーンに宮澤賢治や東北の被災後の写真などを流す。これはかなり前から決めていたようで準備も全部自分でしてくれた。頭には常滑で買った手拭をかぶる。この仕込みに時間をかけ朗読の練習はぜんぜんできなかったけれど、本番は全く淀みなく1回でクリア。美しい花と少々むさくるしいヒゲ面のコンビネーションの、Kenさん横向き朗読版をお楽しみください。

私は当初から参加するつもりではなかったのに、みんなのがんばりに誘発され、いざやってみると…???。カメラが回り始めると必ずどこかで間違えるのです。どうしてこんなに不注意なのか、自分でもがっかりしました。余分な自意識が邪魔をしてるに違いないのですが。おチビちゃんから大人までみんな度胸よくぜんぜん間違えないのに。

「褒められもせず」のところはnotを抜かして”I will be praised”って言ってしまうし。これじゃ意味がぜんぜん違ってきてしまう。結局日本語版も小さいミスが2つあるまま、恥を忍んで載せました。発表会では、いつもみんなに発表してもらうばかりで自分はぜんぜん発表しないので、これからは私も何か発表するべきかなと少し反省しました。どうぞご一笑ください。
こちらが日本語版で、
こちらが英語版です。

それにしても、「雨ニモマケズ」はいい詩ですね。英語の翻訳版も大好きですが、日本語のオリジナル版を読むと、心がふるえてきます。

—–8月7日(日)—–
日本語朗読版はmpiのDVDのスクリーンをそのまま使用しましたので著作権の問題に触れます。残念ですが、削除致しました。再生回数が200回を越えていて驚きました。聞いてくださったみなさん、ありがとうございました。

《mpi本部よりのお知らせ》

2011-08-09

『雨ニモマケズYouTube動画』 義援金活動にご協力をいただきまして誠にありがとうございました

この度は東北地方太平洋沖地震復興支援『雨ニモマケズ英語朗読動画募集』義援金活動に、たくさんの皆様よりご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。

英語版宮澤賢治の作品集であるmpi教材「Gorsh the cellist」より、
『I will not give in to the rain (雨ニモマケズ)』の朗読風景を、全国のパートナー教室より募集させていただいておりましたが、7月31日までに43件の動画をお送りいただきました。

つきましては、1動画のご応募につき1,000円、計43,000円の義援金をmpiより日本赤十字社を通して寄付させていただきます。
皆様の温かいご支援、誠にありがとうございました。

また、ご応募いただきました動画は、mpi English Schoolsからのメッセージとして、全国にYouTubeを通して配信しております。
全国のパートナー教室の皆様よりお送りいただきました動画は、
下記よりご確認いただけます。

mpiチャネル 東北復興支援『雨ニモマケズ』英語朗読

また、お送りいただきました動画は、mpiパートナーkidsコンテストにて上映いたします。

《mpi本部よりのお知らせ》

2011-05-17

4月30日までの東北地方太平洋沖地震義援金のお知らせ

2011年4月30日時点での、東北地方太平洋沖地震義援金の総額をお知らせさせていただきます。義援金は、日本赤十字社ならびにあしなが育英会へ寄付させていただきました。

●4月30日までの義援金総額: 4,345,223円

【寄付先】
1) 日本赤十字社: 2,845,223円
・Gorsch the cellist 本・DVD 売上
(3月分 527,755円)
(4月分 662,855円)
・『TETSUO&JUN.F.W&Glenn McDougall 被災チャリティー絵本原画3人展』 売上 60,200円
・株式会社mpi
・海外パートナー企業
(Caves Books Ltd、E Public Co.Ltd、Language World Co.Ltd)
・mpi会員
・会社内募金

2) あしなが育英会 東日本大地震・津波遺児募金: 1,000,000円
・株式会社mpi

3) その他教材の寄付 500,000円

※引き続き、英語教室復興支援を行っております。

2011-04-06

『英語教室復興支援パッケージ』ならびに『パートナー英語教室復興支援パッケージ』のお知らせ

『英語教室復興支援パッケージ』ならびに『パートナー英語教室復興支援パッケージ』のお知らせ

3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震の被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

mpiでは、特に被害の大きい宮城県・岩手県・福島県にて英語教室を運営されていらっしゃった方で、現在被災され、教室運営が困難となっている皆様を対象に、1万円相当の英語教材セット(英語教室復興支援パッケージ)を寄付させていただきます。

また、 宮城県・岩手県・福島県・青森県・秋田県・山形県・茨城県・千葉県にお住まいのmpiパートナー会員の方で被災された方を対象に、教室運営をサポートさせていただくため、3万円相当の英語教材セット(パートナー英語教室復興支援パッケージ)を寄付させていただきます。

一日も早く、英語教室に子どもたちの笑顔が戻ることを、mpi社員一同お祈り申し上げております。