Get ready for Christmas: Day 3

木曜日のレベル3クラスJupiterには感心していることが2つあります。1つ目は必ず宿題をしっかりやってくることです。リスニング記録も100時間を超えていて、YOさんは昨日154時間を記録しました。自分で決めたゴールもきちんと達成させます。大人でもなかなか難しいことなので、小さくても尊敬の対象です。自宅学習の習慣ができているのだと思います。

 

2つ目はレッスン中、集中できることです。椅子をガタガタさせたり、机に身体を乗せたり、ペンや消しゴムをいじったり、隣の子にちょっかいを出したり、椅子から立って歩き回ったり、そういうことが全くない稀有なクラスです。

 

昨日はレッスン時間より早めに揃ったので発表会でする自己紹介をお客様にわかりやすくさせるため画用紙に絵を描きました。名前(スペルを言う、漢字も載せる)、年、誕生月(My birthday is in September.etc.)、好きなもの・好きなことなどです。寿司が好きというKKくん、迷いもなく「まぐろのにぎり」と「きゅうり巻き」をクレヨンでささっと描きました。その絵心が羨ましいです。

 

今月の歌🎵Apples and Bananas♪ この歌はとっても奇妙な歌です。I like to eat apples and bananas.のeatとapplesとbananasの母音のところを/A//E//I//E//U/の音に変えていく意味なしの音遊びの歌です。たとえば、/A/の音に変える時は、♪I like to ate(エイト), ate, ate, ayples(エイプルズ) and baynaynays(ベイネイネイズ).♪と歌います。大人より子どもの方が覚えが早いと思います。

 

もっと英会話たいそうは第5章Don’t be silly.(マンボのリズムでCan I borrow your stapler? ホッチキスを貸して、で始まる章です)。メロディー付ならスムーズですが、絵カードをバラバラにしたりすると、Can I~?で始まるものが口癖のようにCan I have (a sticker/candy)?が出てくる子もいます。忘れ物が多くてしょっちゅう借り物してる子は完ぺき(←他のクラス)。この章には長い表現がいくつか出てきますが、この子たちは塊のまま決まり文句として覚えていきます。

 

フォニックスの礼儀正しい母音の歌はアカペラでも上手に歌えます。ai/ay, ea/ee/ey, ie, oa/ow, ue/uiの音も音の足し算(r-ai-n, rain)もできます。1学期に読んだ絵本「HOP ON POP」に出てきたday/play, bee/tree/(three)などもよく覚えています。

 

絵本「Bears In the Night」は片手に持って見せながら、もう片方の手でページをめくる読み聞かせスタイルで一人ずつ発表してもらいました。ページをめくるのが少し大変そうでしたが、中味は上手に聞かせてくれました。弟妹や小さい子たちにも読んであげられますね。

 

クリスマス準備はツリーに丸いボールをつけてもらいました。英語では飾るものはOrnaments(オーナメンツ)と言います。

 

 

 

2限目はレベル5クラスのMaple。このクラスはお互いに言いたいことを言っても大丈夫な空気がありリラックスしています。英語経験が一番少ないKYさんが一番CDを聞いてくるので、経験年数が長い生徒はあっという間に追いつかれてしまった感もあります。塾や部活で忙しくても英語の時間は確保して、レッスンの前に慌てて宿題をするのではなく、毎日コツコツという習慣を身に付けて欲しいです。

 

歌はジェスチャー付きでThe Bus Songを歌いました。このクラスも水曜日のクラスと同じく楽しそうに上手に歌えました。

 

QA50は復習で1分間会話、1分間インタビューをメンバーを替えて何ラウンドかしました。最後のUnit10に入りました。あなたのお母さんは夕べみそ汁を作りましたか。(Did your mom make miso soup last night?)のような過去形の文です。公立の中学では2年生で習うようです。

 

自己表現ワークは朝食の絵だけ見せてスピーチスタイルで発表するのが宿題でしたが、全員少しずつ完成度が低かったです。KYさん、KKくんは2度目で合格。MWさんは思い出そうして天井を仰ぐ時間が長かったです。KKさんは笑顔も絵も魅力的でしたが中味がうろ覚えでした。YKくんは自信がなく自ら延期。来年聞かせてくださいね。同じレベルの水曜日クラスMercuryは次のお手伝いの章まで進んでいるので、1月はエンジンをかけましょう。

 

Grammaring1は♫Red and yellow and pink and blue, purple and orange and green. I can see a rainbow, see a rainbow, see a raibow now.♫の歌の導入で「a/someの使い方」を練習する章です。小さいときSongs and Chantsでやったことがある子もいます。6人で色のカードを持って歌いましたが意外なことに何度も何度もやりたがるので時間切れにしました。歌っていて気持ちのいい歌ですね。私も大好きです。この本のすばらしいところは、このようなシンプルな歌・チャンツで文法項目を導入することです。歌の最後の部分、I can see a rainbow.がキーセンテンスです。虹が2本以上であえて数を言わないときはI can see some rainbows.とsomeを付けて名詞には複数形のSが付きます。日本語は1人でも「日本人」、100人でも1億人でも「日本人」で名詞の形はそのままです。さて、巻末の日本語を見て意味の確認をしていたところ、It is/They are fast.(早い)と書いてあり漢字が違うと言った子がいました。確かに。

スピードが速い(fast) vs 時間が早い(early)

ですね。

 

発表会の準備としては全員が自己紹介のスピーチをするので、お客様にわかりやすくするためにポスターを描いてもらいました。KYさんは従弟2人とクリスマスの歌を、MWさんとKKさんは二人でクリスマス準備の絵本を、そしてYKくんはお父さんとクリスマスプレゼントの絵本を発表してくれるそうです。MWさんとKKさんはレッスンの後、英語クラブの時間の間、別室で2人だけで画用紙8枚を駆使して何か小道具を用意していました。何が出てくるのか当日を楽しみにしています。

 

今日のクリスマスの準備は、このクラスもsnowman(雪だるま)やcandy cane(杖の形のキャンディー)などのOrnamentsを飾ってくれました。最初、金色や銀色のひらひらの飾り(英語ではtinsel garlandと言います)をミイラの包帯を巻くみたいにギュウギュウに巻いてツリーが何だか苦しそうだったので外してもらいました(笑)。

3枚目の写真は、部活のため発表会を欠席するKKくんがあっという間に仕上げた白黒(black and white)のデザイン画です。”Merry Cristmas!”のメッセージ入りです。