コミュニケーションのためのフレーズを身に着けるには。

いくら、コミュニケーションしなさいと言われても、その英語フレーズを「通じる英語でパッと言える力」が必要です。それには、ステップバイステップでのインプット量が重要です。また、ここで「何かを身に着けるため自分で工夫する」という自立した学習態度がとても必要になっています。

余談ですが、大学受験生を長く指導していましたが、「先生、次はどれをすればいいですか」と待ちの生徒は、伸びていきません。目標と練習方法を示したら、「自分から工夫してその目標をこなそうとし、その練習方法を試してみる」という生徒は、どんどん伸びていきました。また、コミュニケーション能力のある生徒は、「こうしたけど、うまくいきませんでした。こうが良かったでしょうか」など、学習方法についてたくさん対話できていました。そういう生徒もどんどん伸びていきました。

大学受験だけではなく、仕事をする力というのは、そういうことではないでしょうか。英語を身に着ける力も、それが必要で、また、「英語学習を通して鍛えられる大きな力」です。自分でなんとかしていく以外に結果は出てきません。