保護者の方の英語学習のイメージは、「英語を教えてもらって、覚えて」だと思います。 少人数、できたら一対一で、きっちり英語を練習させるといいなと思っていらっしゃるかもしれません。
しかし、「知識として英語を知っていても、使えないと役に立たない」といつも唱えていますが、使うには、相手が必要です。
まず、その相手は、クラスメートです。 そして、その人数がある程度いる方がいい訓練になります。いろんなタイプの友達と英語で話せることは、いい経験です。
幼児さんクラスから仲間作りが始まります。 「クラスのお友達と英語で会話ができる」ことから練習が始まります。日本語でできない場合、英語でもできないのは、あたりまえです。
まず、日本語でお友達と会話ができる準備をしてきてください。
私は、まったくのしろうとですが、自分の経験からしか判断ができないのですが、母子分離については、「いかに友達との世界ができているか」ということも関係しそうな気がします。
友だちとの世界は、経験でしか、作っていくことができません。 3人子どもは必要、社会性が育つと昔、昔は、よく言われました。3人子どもでなくても、お友達がその役割を果たしてくれます。
親は、「子供に必要な環境を与えていく」ことしかできないとつくづく思うことがあります。 いろんなお友達と遊べるところにせっせと連れていくことが毎日の仕事だったと思っていました。
下の娘は、お兄ちゃんの世界についていくだけで、友達作りを学べますし、自宅に一人、いますから、あまり、頑張らなくてもよかったです。
一人目の場合、せっせと外へつれていき、「ママと二人の世界」以外と十分に経験させることで、「自立の一歩」、お友達との世界を作っていけるのでは?
英語クラスは、その環境の一つです。
今の年少クラスの一つは、昨年2学期から生徒だけ。7人の仲間で、時にはケンカをしたり、仲間外れをしたりもありますが、それも学びの一つ。 くるくると7人、仲良く英語を楽しんでいます。ステイッカーを渡す役目もできるようになりました。英語を使って、お互い会話をする第一歩です。