幼稚園時代に始めるということは?

幼稚園生や、入園前の幼児さんが、「ママ、パパ、将来、英語が必要になると思うので英語を習わせてください」とは、絶対に言いません。

うちの年中さんの生徒の一人が、「英語って何?」と、今でも、言っています。 でも、なんかわからないが、みんなでわけのわからないことを言うのは楽しいというのりで、とりあえず、歌ったり、踊ったり、しています。

以前、3歳児さんを連れてこられたママが、「自宅に帰り、英語に興味があるかと息子に聞いてみます」と言われてましたが、どう、答えたのでしょう?

うちの息子は、4歳になってすぐに、このわけのわからない世界に入らざるをえず、大嫌いでした。でも、そこに生活があるので、逃げることができず、入れられてしまいました。

違う言葉の世界というのは、本来は、とっても怖いものだと思います。それを怖くなくなるには、「ママが一緒」、「家庭の中に無理なく、楽しい存在としてあるもの」、「お友達と遊べる場所」というサポートが必要だと思います。

うちの年中さん男の子たちは、実は一番人気の「へんてこアルファベットDVD」を見るとき、少し、悪ぶって、「俺、これ、大嫌い」、「俺も大嫌い」、「へんや、へんや」と言いながら、食い入るように見て、げらげら笑っています。

ここまでになるには、半年は、かかっています。 でも、この遊びながら慣れることができる時代を過ごせた子どもたちは、とってもラッキーだと思います。