小学生になると、英語を始めるきっかけは難しいかもです。

小学校で英語授業も始まり、また、上のお子様が中学生になり、「これは、小学生のころから英語は、させておくべきだった」というお気持ちがあって、子どもさんを連れてきてくれるケースもあります。

ママたちは、そういう気持ちでも、子どもさんの中には、「え~~? なんで英語なの?」と、一歩踏み切れない気持ちが芽生え、無理やり、連れてくることもできません。

我が家の場合は、英語は、生活の一部。 海外にいる時も、日本にいる時も生活の中に入っているものでした。 本来、言葉というものはそういうものかなと思います。

小学校でも、「授業、お勉強」という域ではなく、「学校生活の一部」というとらえ方で始まった英語の時間だと思います。 「さあ、今から、英語というものを学習してください」ということではなく、自然に英語に触れ、徐々にその時間を増やしていっていると思います。

テレビ番組でも、子どものための英語の番組もあります。ママが英語の歌を聞いていたり、時々、英語の絵本をCDをかけながら一緒に開いたりする中で、子どもたちは、「英語って楽しいんだ」という気持ちが芽生えてくると思います。

当教室では、3年生から英語を始めた生徒もいますが、上の子どもさんが英語をしていたり、ママたちが自然に英語に触れていたりして、「3年生になったら英語を始める」というのが、自然な形だったようです。

しかし、幼稚園時代から、何らかの形で英語に接してきた生徒がほとんどです。 

英語は、異文化のものです。 慎重な子どもさんほど、異質なものには抵抗があると思います。

親にとって英語は、もう、当たり前ですが、子どもたちにとっては、ただのわけのわからない世界です。

いきなり、そこへは入りにくいのは、自然なことだと思います。