クラスの中の生徒の力の違いについて

人が持っている「賢さ」は、 「計算が速い」、「たくさん漢字が書ける」ということでわかるのでしょうか?

英語の力は、「英語の問題に答える」ことで、はかれるのでしょうか?

英語力の一部は、それでわかるかもしれませんが、英語は、ことばですから、コミュニケーションが成立して、初めて、力があるとわかります。

コミュニケーション力は、「たくさん文法、英語の単語を知っている、書ける」から身に着くのではなく、 総合的な力です。

教室の生徒、ひとりひとりの力は、様々です。 すぐに英語を覚えられる生徒、クラスをいつも楽しくしてくれるムードメーカー、覚えるのに時間はかかるけど、コツコツ努力する生徒、 友達をいつも大切にできる生徒などなど、いろんな力があります。

ひとつの課題について、生徒の間で、マスターする速度に差が出ます。 しかし、 クラスのいろんな生徒のいいところに刺激を受け、みんなで伸びていくことで、総合的な力がつきます。

当教室は、幼児クラスから始まります。 途中入会については、お互いにいい関係になれる場合、ご入会していただいています。

それは、「途中入会の生徒は、とってもがんばってついていきたい」とのモチベーションが非常に高く、また、「自分の意志で英語をしたい」と決めている生徒たちです。

他の生徒のいいお手本になっていくことが多いです。

「幼児クラスから来てくれていたら、もっと力がついていたのに」と思うことは多いですが、「始めたい」と来てくれた勇気にいつも感動します。

できないことが他の生徒より多いですが、途中入会の生徒の努力は、他の生徒のいいお手本になります。

そういうことがわかってくれている保護者の皆様と歩んでいます。