5年生以上には、学ぶ姿勢も自覚してほしいです。

今、レベル5以上は、フォニックスルールを復習中です。 復習してくることを宿題としています。「学習していた時は、わかっていた」、「読むときは、なんとなくできていた」、そういうルールでも、不確かな理解で進んでいる場合があります。 不確かな理解で過ごしてきていると、今回、ポンと復習してきてと宿題になったら、困ることがあります。

今回の宿題は、「してくる目標を自分で理解し、自宅でなんとか自分で頑張り、その成果を教室で発表していく」というサイクル強化の練習にもしたいこともあります。

5年生になったら、少しずつ、そういう姿勢もつけてほしいです。 もちろん、1年生のころから、これができている生徒もいますが、「なんとなく教室に来ていたら、なんとなく終わる」という雰囲気のまま、続けている場合があります。

説明のメールを保護者の方に出しました。 以下が、抜粋です。

「なんとか自分で工夫する機会にしたいです。一生懸命しても、できないことはあります。
わからないこともあると思います。わからないことは、教室で聞く習慣をつけて欲しいです。頑張ってできなかったら、そう言ってくれたらいいです。時間をかけたらいいだけです。

100点でなくていいです。50点なら、次は60点、少しずつできるようになってもかまいません。自分が誇れるほど練習して、できなかったら、堂々としていていいのです。得意不得意があります。他のメンバーがすぐに覚えられても、覚えるのに2倍の時間が必要なら、2倍練習するだけです。

大事なことは、わからないことをわかったつもりや、わかったふりですまさないことです。教室で質問をしてくれたらいいです。教室に入る前は日本語でいいです。困ったことがあったら、自分なりになんとかする体験にもなるかもです。

 自立した学習者になってもらうのも、教室の目標です。すぐには、なれないですが、少しずつ、

「すべき目標のために自分でなんとか努力する」、
「できなかったら、どうしてか考える」、
「頑張ったなら、頑張った自分に自信を持ち、堂々としている」

という体験を重ねてくれたら嬉しいです。

子どもたちの力を信じています。」