書くことについて

今、2年生、3年生には、昨年度練習したフォニックスルールの復習チェックを行っています。 昨年、「英語を書くなんて、無理」と苦手感覚満載だった生徒も、きれいに書けるようになっていて、2年生は、50分授業、3年生は、1時間授業、あっというまに終わって、子どもたちの集中力の高さに喜んでいます。

膨大な回数、歌ったり、言ったりした音の組み合わせを、読んで読んで読みまくってきました。アルファベットが書けることと合体しています。

今の1年生、先週から、アルファベットを教室で書く練習を始めました。 1年生になってすぐから、書く準備としての練習を宿題にしていて。 年長さんクラスで、アルファベッドドリルでの宿題もあったのですが、きちんとできている生徒とまだまだの生徒との差があります。

先週からこの4週間、「イギリスの小学校でアルファベッドを急に書かされている」という帰国子女体験をしてもらいたいと宿題を出しています。 日本にいて英語を書いていく場合、ぽつぽつでは、手も慣れません。 ひらがなや漢字を覚えるように、毎日、練習し、短期間でおおざっぱにマスターしてもらい、夏休みは、どんどん本を読ませ、ノートにことばを書かせ、しゅっと英語世界にはいってもらいたいです。

「1年生になったのにどうして書くことが無いの?」と不安になっていた保護者もいると思いますが、まずは、「英語の音が出せること」、「人と話せる英語の経験」を優先しました。

1年生、今、とっても楽しそうに書いています。ここで、書くことが苦手な生徒も出てくると思いますが、他の生徒より繰り替えさえすればできるようになる生徒は、頑張ってもらい、努力してもなかなかマスターできない場合は、来年の今ごろに期待していいと思っています。

自分のペースで目標に達する練習です。 1年生には、まだ、早いとお感じの保護者もいらっしゃるかもですが、イギリスの私立小学校では、「自覚を持って学習に取り組む年齢」とみなされいていて、その練習をしていきます。

経験したり、練習したりしないと急には、できないですから。