英語でのコミュニケーションを成功させるには

  mpiでは、目標を「英語でコミュニケーションができる人材の育成」としています。コミュニケーションの中には、ただ、日常生活に困らない程度のコミュニケーションから、しっかりと自分の言いたい事を伝えていく中身の濃いコミュニケーションがあります。中身の濃いコミュニケーションのためには、英語のルールに気づき、それを使っていく力が必要です。

 教室で使っている「英会話たいそう」は、コミュニケーションの基礎で、だれでも練習すればマスターできます。 

 自己表現ワークブックのシリーズを上っていく時、英語のルールに気づく必要があります。そのルールに気づくか気づかないかで、覚えた英語を応用できたり、書けたりの段階で、生徒の間で、習得に差が出てきます。 6年生になった時に使える英語に差がでます。

 そして、何より、初めて会った人にも自分から話しかけて会話をしていこうという態度がなければ、どんなに英語の力があっても、宝の持ち腐れです。 勇気が必要です。 人前で発表する経験が勇気を育てます。

 いろんなタイプの生徒がいて、いろんな力を発揮しています。 友達のいいところから刺激を受け、苦手な部分を克服したり、自分の得意分野に自信を持ってほしいです。

 言語能力は、多岐にわたります。 日本語を話せても、小学校で国語の点数には、差が出ますが、国語の点数にその人のその後のコミュニケーション能力が反映されているとは限りません。

 中学校の教科書が、より発表教育重視のものになったと思っています。しかし、評価としては、「英語の問題に答える」という従来どおりの方法になっています。

 英語でのコミュニケーションを成功させる力の一部だけに光を当てている評価で、その生徒の力を判断したくないと思っています。