「mpi英語データベース」と英検準備学習の利点

小学生クラスで、5級に挑戦したいという生徒たちがいます。

mpi英語のデータベースの生かし方として楽しんでほしいです。

ただ、「中学校の英語学習と同じ練習」ではないことをわかって準備をして欲しいです。

5級

ライテイング問題

4択の中から、ふさわしい言葉を選ぶ問題ですが、3つの言葉は、まったくふさわしくないというものです。英文を読んで、「これは、絶対違う」と外す力が、「英語を使える力」です。

英語の並びかえ問題も、同じように、「身につけた英文から推察」します。しかし、そこで、「何となく言ってきた英文」を文法的ポイントから考えるというチャンスにして欲しいです。

リスニング問題

「知っている英語で、わからない部分を推察する力」をつけるには、いいと思います。「賢いリスニング力」と位置づけています。大事なスキルです。

英語世界で、「全てわかる英語」がいつも聞こえてきたり、書かれているとは限りません。自分の欲しい情報がどこにあるかとわかる力に通じます。スキャニング力の基礎です。

「この問題は、この言葉」とひたすら覚えるという練習をすると苦しいです。知らないことばに出会ったら、答えたあとで「こういう言葉もあるのね」と楽しんで欲しいで。

mpi英語データベースを駆使すれば、大丈夫です。もし、それを駆使できない場合、もう一度、英会話たいそう、もっと英会話たいそう、スピーチアドベンチャー、QA50、さらにスーパースターソングを復習しましょう。BBLシリーズをもう一度、読むのもいいです。

すでに、文法的気づきの練習はしていますが、「心がそこを向いていない場合」、力がついていません。それに気づき、これからのmpi英語データベース作りに役立てて欲しいです。

4級についても、同じように練習してほしいです。「無理やり自分の力以上の練習をする」という場合、苦しくて楽しくありません。「そうそう、こうなっていたんだ」と楽しんでほしいです。

4級の問題では、読む力は、基本的な「英文構成法」の練習になり、6年生では、夏休みに練習し、秋に全員の合格を希望します。それまでに挑戦したい生徒は、「楽しめていること」を基準にして欲しいです。

英語検定は、どの学年の生徒でも、「楽しめて挑戦したい」という準備ができている生徒には、「mpi英語データベースを賢く使う練習」と「賢い問題解決能力(英語を実際の世界で使う力)」を意識して準備をしたら、とても大きな力になります。

くれぐれも、「中学校のテスト勉強のようには準備学習をしない」ということを頭にいれていただければ嬉しいです。

中学生になったら、3級以上に挑戦してほしいです。TAGAKIシリーズをまず、しっかり仕上げていくことで、「自然に力をつけること」がまず、すべきことと思います。